私はパリで交換留学をしていた時に現地で就職しようと思いました。交換留学から帰ってきて半年後に卒業しました。
特に就職先も決めないまま(勢いで)ワーホリビザで渡仏しました。ワーホリビザで渡仏した理由は、PACSをして1年間共同生活をしていれば労働許可付きの配偶者用滞在許可証がもらえると聞いていたからです。フルタイムで働けるというのは、ワーホリのありがたいシステムです。
その後、PACSからの配偶者用滞在許可証の申請は色々難航するという話を聞き、結局ワーホリビザの途中で結婚して配偶者ビザに切り替えました。ビザの切り替えに伴い転職もしました。
第1のステップは労働許可。
フランスで就職する時に不可欠なのが労働許可。
労働許可を取得する方法としては、
- 労働ビザを出してくれる会社を探す
- 労働許可が付帯している滞在許可証を取る (配偶者ビザetc)
前者は、残念ながら稀有なケースです。これは会社側がとても大変だからです。会社が労働ビザをフランス政府に申請すると、まず「なぜわざわざ外国人を雇うのですか。同じスキルを持っているフランス人ではダメですか」と厳しい事を言われなかなかビザがおりないそうです。(労働ビザがおりるのは、理系の専門研究職か駐在の人)
よって後者が主流なケースです。私の知っているほとんどの人が配偶者ビザで働いています。あとはカメラマンやヘアスタイリストなど専門性の高い仕事をしている人がvisa compétences et talentsで働いていらっしゃったりします。
第2のステップは仕事を実際に見つける。
文系ですと、フランスではやはり専門性が低い=即戦力にならないと思われてしまうので仕事が見つけにくいです。
文系なら最低でもマスターを持っていないといけない…という風潮です。
私は仕事を探す時に、日本の大学を知っている会社=日系企業に絞ってコンタクトしました。文系なら、日本人対象の求人は事務職が多いようです。
最初から本命の会社を探すというよりも、1社目で色々経験して、スキルアップして2社目で本気の転職をするというのも良いかもしれません。(私個人の意見です)
フランスでの勤務経験があるとCVの見栄えも良くなります。
CVやLettre de motivationの書き方、面接のことなどは別個に記事を書いていますので、こちらからよろしければご覧ください。
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