フランスでは、お肉はお肉屋さんで買うことが多いです。
その方がスーパーより安くて、お肉の質も良いです。
フランスに来た頃は、なんだか気後れしてスーパーでお肉を買っていましたが、
最近はお肉屋さんで買えるようになりました 笑
(それだけでフランスの生活に馴染めた気分になれます)
お肉屋さんでは、下処理もしてくださるのでありがたいです。
émincer (薄切りにする)
couper en dés (こま切りにする)
hacher (ひき肉にする)
このあたりのボキャブラリーで下処理もお願いできます。
日本では見かけないお肉の部位がたくさん売っているフランスのお肉屋さんですが、
日本でお馴染みの豚バラ肉はありません。
薄切りにしてくださいと頼んでも1センチの厚さが限界です。
なので、アジア系のスーパーで豚バラ肉をお願いするか、
家庭用のお肉のスライサーを買って、自宅でスライスするかの二択です。
私は、まだパリで豚バラ肉を調理したことは残念ながらありません。
また、一般のお肉屋さんでも豚のひき肉はやってないところが多いです。
合い挽き肉のハンバーグを作るにも一苦労です。
近所のお肉屋さんでは、鶏肉のひき肉はやっていますが、500g以上の注文からです。
私の近所のお肉屋さんの店員さんは、ちょっと怖そうな職人気質の男性たち。
以前は、すっごく気さくなムッシューがお1人いて、とても仲良しになったのですが、
引っ越されてしまいました。
(ちなみに、その仲良くなったきっかけというのが、
まさのMONOPRIXでムッシューがベーコンを買っているところに、
ばったり会ってしまったからです 笑
後で2人で大笑いしてしまいました)
今、お店に残っていらっしゃる職人気質の店員さんも、結構おちゃめです。
この前は、豚肉の塊(ラードで包んであって、紐でグルグル巻かれている塊)を買って、
「あの〜、その塊の紐を外してもらえますか?」
「はい」
「それで、ラードも外してもらえますか?」
「はい」
「それで、最後に悪いんですけど、薄切りにしてもらえますか?(但し1センチまで 笑)」
「はい」
その後、にやっと笑って
「それで、最後はお家まで伺って調理したらよろしいんでしょうか?」
とのたまわれました 笑
要は、私が色々と注文をつけすぎているので、からかわれたという訳です。
フランスのこういうフランクなところ、結構好きです。
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