すっかり春めいて、先週は猛暑だったパリ。
こうなると肌の露出も増えて、
体を引き締めないとな〜
となるわけです。
こういうことで、地味に運動を続けています。
運動と言っても、たいしたことじゃないです。
お風呂上がりにヨガとか、体幹とか、ストレッチとか、そういうもんです。
それと、地味に毎日続けているのが…
逆立ち
血の巡りが良くなったり、むくみが取れたり、内臓の働きが改善されたり、色々良いらしいです。
家で暇してた時に、 ふと逆立ちでもやってみようかなとね。
逆立ちなんて中学の体育以来やったことが無く、初めはものすごく怖かったです…
2週間くらい怖いよーできないよーと言い(自分からやると言いだしたのに笑)、夫に補助してもらってました。腕力で全体重を支えるってどういうこっちゃ。
遂には自力で出来るようになりまして、壁に向かってですけどね。
二の腕が少し引き締まったような気もしますわ。
逆立ち。いきなり体が細くなるとか、そういうことではありませんが、
あ、自分の体ってこんなこともできるのか!
と嬉しい発見ができます。スポーツに対してちょっとポジティブになれて、次はこれ挑戦してみたい、あれやってみよう、という気分になれます。
そして逆立ちが毎日続いている理由は…
元々逆立ちは1〜2分くらいしか続かない技だから、簡単!
というのもありますが、
毎日やらないと逆立ちの感覚を忘れて、また逆立ちが怖くなってしまいそう!
だからでした笑
いつかは壁無しで逆立ちができるようになりたいな〜
(中学の時は、倒立前転が必須でした。あれをやっていた自分にビックリ!そして日本の体育のカリキュラムの高度さにビックリ!)
そうそう、題名の梨の木ですが…
フランス語で「逆立ちをする」は
faire le poirier
こういう単語って意外と知らないまま過ごしてたりするんですよね。
勉強になりました。
そういえば…
↓こういうのありましたね!やっぱり逆立ちって体に良いんだな〜
2018年4月25日水曜日
2018年3月17日土曜日
フランスの古本買取りは太っ腹!?
物にあふれた生活をしないのが我が家のモットー。
本棚がいっぱいになってきたので何冊か売ることにしました。
本の買取りと言えば、Gibert JosephとGibert Jeune。
メトロSaint-Michelから降りてまずはGibert Jeuneに向かいます。
長い列が出来てるかも!と思いましたが、運良く私の前には2人だけ。ラッキー!
身分証明書を見せて本を渡すとその場でバーコードを読み取り、すぐに買取り価格を教えてくれます。
フランス語の本が7冊で買い取りは25ユーロでした。
日本のBook Offと比べたら太っ腹すぎませんか!?ビックリ!
売れなかった本が3冊なので、Gibert Jeuneを後にして、Luxenbourg方面に南下します。
途中に赤いキャスパーみたいなマスコットの本屋があるので(正式名称はBoulinier)、そこで3冊を査定してもらうと50サンチームとな!とりあえず査定のお礼だけ言って、更に南下してGibert Josephに。
Gibert Josephは結構並んでました。ざっと見20人くらい。(金曜日の18時)
そしてHPには書いてなかったのですが、15冊以上持ち込まないと買い取ってもらえないみたいでした。3冊しか持ってなかったので、退散しました。
後で確認したら、Gibert JosephとGibert Jeuneのサイトで既にバーコードを入れればオンライン査定ができます。とっても便利!(ちなみにこの3冊は買い取り不可になってました。村上春樹とペネロプ・バジュー、TCFの教本はダメなのですねぇ…村上春樹、ダメ?涙)
そしてフランス良いなぁと思うところ…
Gibert系列では新品と中古の本が並んで売っています。日本より穏やかで(クレーマー気質じゃない)フランス人には中古の本も人気。ちなみに現金じゃなくてGibert Jeune/Josephの商品券での買取りを希望すると、10%上乗せしてくれます。日本より中古本市場が活発なフランス、どんどん本が読みたくなるシステムが整っていて本の虫にはたまりません!
本棚がいっぱいになってきたので何冊か売ることにしました。
本の買取りと言えば、Gibert JosephとGibert Jeune。
メトロSaint-Michelから降りてまずはGibert Jeuneに向かいます。
長い列が出来てるかも!と思いましたが、運良く私の前には2人だけ。ラッキー!
身分証明書を見せて本を渡すとその場でバーコードを読み取り、すぐに買取り価格を教えてくれます。
フランス語の本が7冊で買い取りは25ユーロでした。
日本のBook Offと比べたら太っ腹すぎませんか!?ビックリ!
売れなかった本が3冊なので、Gibert Jeuneを後にして、Luxenbourg方面に南下します。
途中に赤いキャスパーみたいなマスコットの本屋があるので(正式名称はBoulinier)、そこで3冊を査定してもらうと50サンチームとな!とりあえず査定のお礼だけ言って、更に南下してGibert Josephに。
Gibert Josephは結構並んでました。ざっと見20人くらい。(金曜日の18時)
そしてHPには書いてなかったのですが、15冊以上持ち込まないと買い取ってもらえないみたいでした。3冊しか持ってなかったので、退散しました。
後で確認したら、Gibert JosephとGibert Jeuneのサイトで既にバーコードを入れればオンライン査定ができます。とっても便利!(ちなみにこの3冊は買い取り不可になってました。村上春樹とペネロプ・バジュー、TCFの教本はダメなのですねぇ…村上春樹、ダメ?涙)
そしてフランス良いなぁと思うところ…
Gibert系列では新品と中古の本が並んで売っています。日本より穏やかで(クレーマー気質じゃない)フランス人には中古の本も人気。ちなみに現金じゃなくてGibert Jeune/Josephの商品券での買取りを希望すると、10%上乗せしてくれます。日本より中古本市場が活発なフランス、どんどん本が読みたくなるシステムが整っていて本の虫にはたまりません!
2018年3月14日水曜日
春だね!
先週から春めいてきたパリ。
なんの花粉だか知らないけれど、鼻がムズムズしてよくクシャミが出ます。
はて、これは何の花粉なんでしょうか。どこかに杉が植わっているのか…マロニエの花粉って今ぐらいから飛んでいるんでしたっけ。
と、お鼻事情はおいといて…
暖かくなりましたね!嬉しい!
暖かくなった途端、皆さん今までショートブーツで隠していたくるぶしを見せる服装に。
サブリナパンツ(名称古い?)改めアンクルパンツ?と履いたり、まだ生足は寒いけど、薄手のタイツにバレリーナシューズを合わせたり。
思いコートじゃなくて、ショート丈のウールコートだったり、フランス人大好きなオーバーサイズのGジャンだったり。
春の到来が嬉しくって、私もショート丈のコートだけで出かけています。もうマフラーも要らない!
あぁ足首ちゃんが久しぶりに日の目を見ている。いつもは靴下とブーツに隠れているのに、もう君はファッションの"抜け感"に必要な部位としてどんどんアピールしていくのだ!と思いつつ、暖かい日差しの中散歩する幸せと言ったら!
自分でも驚くくらい春の到来にテンションが上がっているので、あぁ、これは知らないうちに冬鬱になっていたんだなぁと思っているのでした。
サマータイムが始まるのは3月下旬。待ち遠しい!
なんの花粉だか知らないけれど、鼻がムズムズしてよくクシャミが出ます。
はて、これは何の花粉なんでしょうか。どこかに杉が植わっているのか…マロニエの花粉って今ぐらいから飛んでいるんでしたっけ。
と、お鼻事情はおいといて…
暖かくなりましたね!嬉しい!
暖かくなった途端、皆さん今までショートブーツで隠していたくるぶしを見せる服装に。
サブリナパンツ(名称古い?)改めアンクルパンツ?と履いたり、まだ生足は寒いけど、薄手のタイツにバレリーナシューズを合わせたり。
思いコートじゃなくて、ショート丈のウールコートだったり、フランス人大好きなオーバーサイズのGジャンだったり。
春の到来が嬉しくって、私もショート丈のコートだけで出かけています。もうマフラーも要らない!
あぁ足首ちゃんが久しぶりに日の目を見ている。いつもは靴下とブーツに隠れているのに、もう君はファッションの"抜け感"に必要な部位としてどんどんアピールしていくのだ!と思いつつ、暖かい日差しの中散歩する幸せと言ったら!
自分でも驚くくらい春の到来にテンションが上がっているので、あぁ、これは知らないうちに冬鬱になっていたんだなぁと思っているのでした。
サマータイムが始まるのは3月下旬。待ち遠しい!
2018年3月3日土曜日
フランス生活を楽しくする抱負 私的4選
2018年の初投稿が3月という…すみません
特に何かすっごく忙しいという訳ではないのですが (これじゃブロガー失格!)
今年初の投稿は何にしようと考えているうちに3月になりました。早っ!
やはり初の投稿は、今年の抱負を。
留学からの移住と、色々忙しかったパリ生活。
特に最近は
2015年 結婚
2016年 転職
2017年 引っ越し
と、その年その年でイベントがあって
こりゃ〜今年も忙しくなるどー!
と思っていたものです。
が…
今年はそういうイベントが無い。
はて、これはどうしたものか。今年の抱負が特に浮かばない。
と悶々としているうちに、パリでは大雪になったり、川が氾濫したり、ジョニー・ハリデーの遺産問題があったり、あっと言う間に3月になっていたわけです。
そして色々と考えた結果、今年の抱負は
1. 俯瞰して物事を考える ミクロの視点で問題を捉えるより、マクロの視点で総合的に判断=小さいことでクヨクヨ悩まない
2. フランス語の勉強をする
こういう比較的時間のある時にこそフランス語を磨こう
3. 貯金をする
去年のアパート購入で口座はまっさらに。清々しい再スタートです
4. 自分の好きなことをする
フランス生活にも慣れてきた(それを通り越してもはや飽きてきた!?)ので、ストレスフリーに趣味に没頭する。ブログをもっと書こう
今の自分の特に大事なのは1. それと3. (切実な意味でw)
見捨てずにこのブログを見に来てくださるそこのあなた様、本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
特に何かすっごく忙しいという訳ではないのですが (これじゃブロガー失格!)
今年初の投稿は何にしようと考えているうちに3月になりました。早っ!
やはり初の投稿は、今年の抱負を。
留学からの移住と、色々忙しかったパリ生活。
特に最近は
2015年 結婚
2016年 転職
2017年 引っ越し
と、その年その年でイベントがあって
こりゃ〜今年も忙しくなるどー!
と思っていたものです。
が…
今年はそういうイベントが無い。
はて、これはどうしたものか。今年の抱負が特に浮かばない。
と悶々としているうちに、パリでは大雪になったり、川が氾濫したり、ジョニー・ハリデーの遺産問題があったり、あっと言う間に3月になっていたわけです。
そして色々と考えた結果、今年の抱負は
1. 俯瞰して物事を考える ミクロの視点で問題を捉えるより、マクロの視点で総合的に判断=小さいことでクヨクヨ悩まない
2. フランス語の勉強をする
こういう比較的時間のある時にこそフランス語を磨こう
3. 貯金をする
去年のアパート購入で口座はまっさらに。清々しい再スタートです
4. 自分の好きなことをする
フランス生活にも慣れてきた(それを通り越してもはや飽きてきた!?)ので、ストレスフリーに趣味に没頭する。ブログをもっと書こう
今の自分の特に大事なのは1. それと3. (切実な意味でw)
見捨てずにこのブログを見に来てくださるそこのあなた様、本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2017年12月9日土曜日
学生時代にやっておけば良かったと思うこと
引っ越して以来、電車に25分揺られて通勤しています。
良い機会なので読書しています。
大学で文体論の先生がおっしゃっていた「精読も大事だけれども多読も大事です」
大学では精読をみっちりやっていて、フランス語をノートに3行あけて書き写していました
フランス語
自分の和訳
先生の和訳・解説
フランス語
自分の和訳
先生の和訳・解説
…これを永遠と繰り返す。4年間永遠に…笑
フランス語漬けの毎日だったけれど、多読をしていなかったため、講読の授業で身につけた(ような気がする)読解力を実際に使っていなかったなぁと反省しております。
そして、今、えっちらおっちら読んでます。今までに2冊読みました。
1冊目は、
Une langue venue d'ailleurs
かの有名な水林章先生の自伝です。
仏文科の生徒にとっては雲の上の方で、ただひたすら尊敬の念しかありません。
1年生の時にお世話になった教科書『モンパルナス大通り106 bis』を作られた方でもあります。
(そういえば1年生の時にフランスに旅行して、お礼参りに、いや進級の願掛けに実際にモンパルナス大通り 106 bis番地に行って写真撮ったなぁ)
母国語でないのに、フランス語をフランス人のように発音され話されるそのお姿を見て、学生ながらに自分はこういう風になれない、その力量が無いけれども、尊敬すると同時に自分に頑張らなければと思いました。
Une langue venue d'ailleursを読んでいたら 、その初心に一気に引き戻されました。
本でフランス語をma langue paternelleとおっしゃっていて(母国語 langue maternelleにかけて水林先生が使われている言葉)、果たしてこれだけ言いきれる外国人フランス語話者が他にいるのだろうか、と。ハーフの子供でも2つの言語を母語話者のように話すのは難しい。ましてや、大学合格を期にフランス語を始められたのに…NHKラジオのフランス語講座を聞いて発音を徹底的に真似ていらっしゃったそうです。やはり…英語をこの方法を徹底的に実践している人を知っているのですが、その人の英語は目をつぶったら完全にアメリカ人の綺麗な英語。やっぱり徹底的にやらないと外国語は修得できないのです。私もやらないといけない。フランスに住んで4,5年の無駄なプライドとか、仏文科卒の無駄なプライドとか、そういうの正直言ってあるけど、そんなのはおこがましいのも甚だしいのです。やろう、とことんフランス語にストイックになろうと思いました。よそ様の言葉を学ばせてもらうんだから、生半可じゃいけないのだな。
また、面白かったのは、水林先生が留学にフランスに初めて行かれた時、キャンパスで女学生に道を聞いて、よしスムーズに会話できたぞと思われていたら最後にうっかり「Merci, Monsieur.」と言ってしまったそうです。違う違う、Mademoiselleって言いたかったんですと弁解されたと書いてあって、その焦りに共感してしまいました。
あとは、素敵だなと思っていた女学生が履いていたbleu marineの服を褒めて、水林先生がおっしゃった言葉「日本ではbleu marineは高貴な色なんだよ。日本語てなんて言うか知ってる?(と、言いながら水林先生は自分に『次の言葉を言ってはダメだ!』と思っていたそうで)…Kon (紺。フランス語でバカの意味のconと同音)」で撃沈したお話など。一旦水林先生が書かれている本というのは忘れて、フランス語学習者なら共感しまくりのエピソードがあったりしてそれも面白いのです。
最後に水林先生が本著についてフランス語でお話されている動画を。
これを観るたびに、感動や尊敬を通り越して恐ろしくなるのです。
2冊目は、村上春樹のねじまき鳥クロニクル。
大学生の時にドイツの素敵な友人からオススメされて一度日本語で読みました。内容はあまり覚えていなかった。(記憶力の悪さにありがとう、新鮮な気分でフランス語で読めたよ 笑)
フランスで
今はちょっと時間ないけど、また後で時間を見つけて読もう
と買ったのが6年前。そういうフランス語の本が沢山あります。積ん読(つんどく)ってやつね。
…読み切りました。
あんなに複雑なプロットで3部作で長いのに読み切れたのは、やっぱり村上春樹の文体を知ってるから。最初の文体論の話に戻りますが、文体を知っていると読みやすい。
例えばフランス語の新聞が読みにくいと感じるのは、文体に慣れてないからなのです。(経験談)
村上春樹は、フツーの男がクラシック聞きながらパスタ茹でたりして、生活自体はなんてことないんだけど、そこから不思議なことが起きて、周りの人も不思議な人達で、最後は問題が解決されているわけでもないけど、でも自分は生きる方向性が分かって来たよ、的な… (村上春樹ファンの方申し訳ございません)
でもそういう勝手な村上春樹論は置いといて、やっぱりこの作品は面白い。
第3部が謎解き的な部分で、ずいぶんと物語が動いていくのですが、私は第1部も第2部も面白いと思います。本当は第3部は書かない予定だったらしい。それも分かる気がする。
結局誰もが自分の中に暴力的なもの、異質なものを抱えていて…でもそうじゃない人もいて、それが主人公なのかなと。世界の調和を乱す暴力的な綿谷昇とその犠牲者。それに対抗する主人公・岡田亨。2回目に読んでも面白い、きっと読み返す度に面白いんだと思います。
関係無いですが、岡田亨と久美子のネコが帰ってきて、新しい名前を岡田亨がつけてあげるんですが、フランス語だとBoniteなんです。ずっとカツオかぁ…ネコにカツオかぁ。と思いながら(もうこの時点で頭の中は「お魚くわえたどら猫追っかけて」です)読んでたんですけど、日本語だとサワラなんですよね。そりゃそうだよねぇ、久美子が「あなたが新しく名付けた名前良いわね」なんてカツオじゃ言わないよねぇ!6年前に日本語で読んだことなんてすっかり忘れて、この様です。
今度は日本語で読みたいです。そうしたら、きっと自分がフランス語で理解できなかった部分なども分かるし。
フランス語の勉強は一生続きます。
良い機会なので読書しています。
大学で文体論の先生がおっしゃっていた「精読も大事だけれども多読も大事です」
大学では精読をみっちりやっていて、フランス語をノートに3行あけて書き写していました
フランス語
自分の和訳
先生の和訳・解説
フランス語
自分の和訳
先生の和訳・解説
…これを永遠と繰り返す。4年間永遠に…笑
フランス語漬けの毎日だったけれど、多読をしていなかったため、講読の授業で身につけた(ような気がする)読解力を実際に使っていなかったなぁと反省しております。
そして、今、えっちらおっちら読んでます。今までに2冊読みました。
1冊目は、
Une langue venue d'ailleurs
かの有名な水林章先生の自伝です。
仏文科の生徒にとっては雲の上の方で、ただひたすら尊敬の念しかありません。
1年生の時にお世話になった教科書『モンパルナス大通り106 bis』を作られた方でもあります。
(そういえば1年生の時にフランスに旅行して、お礼参りに、
母国語でないのに、フランス語をフランス人のように発音され話されるそのお姿を見て、学生ながらに自分はこういう風になれない、その力量が無いけれども、尊敬すると同時に自分に頑張らなければと思いました。
Une langue venue d'ailleursを読んでいたら 、その初心に一気に引き戻されました。
本でフランス語をma langue paternelleとおっしゃっていて(母国語 langue maternelleにかけて水林先生が使われている言葉)、果たしてこれだけ言いきれる外国人フランス語話者が他にいるのだろうか、と。ハーフの子供でも2つの言語を母語話者のように話すのは難しい。ましてや、大学合格を期にフランス語を始められたのに…NHKラジオのフランス語講座を聞いて発音を徹底的に真似ていらっしゃったそうです。やはり…英語をこの方法を徹底的に実践している人を知っているのですが、その人の英語は目をつぶったら完全にアメリカ人の綺麗な英語。やっぱり徹底的にやらないと外国語は修得できないのです。私もやらないといけない。フランスに住んで4,5年の無駄なプライドとか、仏文科卒の無駄なプライドとか、そういうの正直言ってあるけど、そんなのはおこがましいのも甚だしいのです。やろう、とことんフランス語にストイックになろうと思いました。よそ様の言葉を学ばせてもらうんだから、生半可じゃいけないのだな。
また、面白かったのは、水林先生が留学にフランスに初めて行かれた時、キャンパスで女学生に道を聞いて、よしスムーズに会話できたぞと思われていたら最後にうっかり「Merci, Monsieur.」と言ってしまったそうです。違う違う、Mademoiselleって言いたかったんですと弁解されたと書いてあって、その焦りに共感してしまいました。
あとは、素敵だなと思っていた女学生が履いていたbleu marineの服を褒めて、水林先生がおっしゃった言葉「日本ではbleu marineは高貴な色なんだよ。日本語てなんて言うか知ってる?(と、言いながら水林先生は自分に『次の言葉を言ってはダメだ!』と思っていたそうで)…Kon (紺。フランス語でバカの意味のconと同音)」で撃沈したお話など。一旦水林先生が書かれている本というのは忘れて、フランス語学習者なら共感しまくりのエピソードがあったりしてそれも面白いのです。
最後に水林先生が本著についてフランス語でお話されている動画を。
2冊目は、村上春樹のねじまき鳥クロニクル。
大学生の時にドイツの素敵な友人からオススメされて一度日本語で読みました。内容はあまり覚えていなかった。(記憶力の悪さにありがとう、新鮮な気分でフランス語で読めたよ 笑)
フランスで
今はちょっと時間ないけど、また後で時間を見つけて読もう
と買ったのが6年前。そういうフランス語の本が沢山あります。積ん読(つんどく)ってやつね。
…読み切りました。
あんなに複雑なプロットで3部作で長いのに読み切れたのは、やっぱり村上春樹の文体を知ってるから。最初の文体論の話に戻りますが、文体を知っていると読みやすい。
例えばフランス語の新聞が読みにくいと感じるのは、文体に慣れてないからなのです。(経験談)
村上春樹は、フツーの男がクラシック聞きながらパスタ茹でたりして、生活自体はなんてことないんだけど、そこから不思議なことが起きて、周りの人も不思議な人達で、最後は問題が解決されているわけでもないけど、でも自分は生きる方向性が分かって来たよ、的な… (村上春樹ファンの方申し訳ございません)
でもそういう勝手な村上春樹論は置いといて、やっぱりこの作品は面白い。
第3部が謎解き的な部分で、ずいぶんと物語が動いていくのですが、私は第1部も第2部も面白いと思います。本当は第3部は書かない予定だったらしい。それも分かる気がする。
結局誰もが自分の中に暴力的なもの、異質なものを抱えていて…でもそうじゃない人もいて、それが主人公なのかなと。世界の調和を乱す暴力的な綿谷昇とその犠牲者。それに対抗する主人公・岡田亨。2回目に読んでも面白い、きっと読み返す度に面白いんだと思います。
関係無いですが、岡田亨と久美子のネコが帰ってきて、新しい名前を岡田亨がつけてあげるんですが、フランス語だとBoniteなんです。ずっとカツオかぁ…ネコにカツオかぁ。と思いながら(もうこの時点で頭の中は「お魚くわえたどら猫追っかけて」です)読んでたんですけど、日本語だとサワラなんですよね。そりゃそうだよねぇ、久美子が「あなたが新しく名付けた名前良いわね」なんてカツオじゃ言わないよねぇ!6年前に日本語で読んだことなんてすっかり忘れて、この様です。
今度は日本語で読みたいです。そうしたら、きっと自分がフランス語で理解できなかった部分なども分かるし。
フランス語の勉強は一生続きます。
登録:
投稿 (Atom)