日経の銀行の求人はあまりありません。
必然的にフランスの銀行か、イギリス・アメリカ系の銀行の求人の方が比較的多いです。
フランスでわざわざ外国人を雇ってくれるところはなかなか少ないです。
つまり「bilingue français / anglais」と求人に書いてあったら、
それは十中八九「英語がとても上手なフランス人を雇います」ということです。
では、日本人はどうするか?
「bilingue français / japonais」と書かれている求人に応募するのが良いと思います。
日本語が要求されていない求人では、CVを送っても先方から電話はかかってこないと思って、気楽に構えていた方が良いです。
実際に、面接の連絡が来たらどうするか?
まずは服装。
きっちりとした服装が好まれます。
どのくらいきっちりかと言うと、日本の就活生くらいのきっちりです。
もちろん、ここはフランスなので、黒の無地スーツである必要はもちろんありませんが。
また、男性も女性も、清潔感のある髪型が好まれます。
女性は前髪が目にかかったりしているのはNG。
思い切っておでこ全開にするのも、清々しくて、面接官ウケは良いです。
質疑応答では、「銀行業務で、私は○○という場面でこのように貢献できると思います!」と具体的にアピールすることが大事です。
1番効果的なのは、日本の銀行での勤務経験があること。
ない場合でも、自分でフランスの銀行の業務内容を予習しておくことで、ある程度自己アピールがしやすくなります。
フランスの就活では、求人では詳しい勤務内容が書かれておらず、面接で詳しく説明されるところがほとんどです。
なので、面接前には、自分のスキルをリスト化し、想定される銀行での業務のどの分野で自分のスキルが活かせるのか考えておくことが大事です。
日本人にとって、フランスの就職で1番難しいのは、最初の仕事。
要はフランスでは「わざわざ外国人に仕事を1から教えるんだったら、インターン経験が豊富なフランス人学生を雇うよ」ということなんです。
最初の仕事さえ見つければ、具体的な勤務経験が得られるので、その後もキャリアアップも比較的スムーズに進みます。
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