フランスに暮らしている以上、バカンスは避けては通れない話題です。
経験上、
フランス人は年がら年中バカンスについて考えている!
と言っても過言ではないと思います。
ノエルのバカンスが終われば、
もう頭の中は半年後の夏のバカンスのことでいっぱいに。
しかし!夏のバカンスの前に、5月には祝日が3回(Fête du Travail、Victoire du 8 mai 1945、Jeudi de l'Ascension)あるので、
だいたいのフランス人はこの時期に、祝日と有給を使ってプチバカンスに出かけます。
その後は、ひたすら夏のバカンスのために働きます。
夏のバカンスが終わると、9月、10月は祝日はありません。
11月になると祝日が1回(Armistice de 1918)あります。
12月になれば、みんなノエルのバカンスに向けてまっしぐらです!
だいたい12月20日頃から10日前後のバカンスを取ります。
日本と違い、フランスの仕事始めは1月2日なので、
お屠蘇気分にじっくり浸ることはできません。
お屠蘇気分には浸れない代わりに、もう次の夏のバカンスに思いを馳せます。
私はと言うと日本にいた頃の感覚がまだ抜けないので、
バカンスが大好きなフランス人の感覚にまだついていけないのです。
夫は
「Yumi、つぎのバカンスはどこに行こうか!」
「Yumi、来週の木曜日は祝日だよ!金曜日はpont(=祝日と繋げてお休みを取ること)して、小旅行に行こうよ!」
と口を開けば、バカンスの話をしてくる生粋のフランス人。
私は、
そんなにバカンスばっかり行っても余計に疲れちゃうのでは…
と逆に心配になってしまいます 笑
それでも、バカンスが楽しみなフランス人たちを見ると
「みんな楽しそうでいいなぁ」
とほっこり思ってしまうのです。
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