スタジオ・ジブリがオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督と共同製作した映画
La Tortue rouge
を観てきました。
この映画は、2016年の第69回カンヌ国際映画祭・ある視点部門において特別賞を受賞したそうです。
街には広告は出てなかったので上映自体を知らなかったのですが、
(通常ジブリの作品はパリ中に広告が出ます)
お友達が絶賛していたので、行ってみることにしました。
日本では、
レッドタートル ある島の物語
という題名で9月17日からロードショーだそうです。
セリフはなく、絵で魅せる美しい映画でした。
ネタばれはしませんが、
1回観ただけでは吸収しきれないメッセージがあり、
また映画館に足を運びたくなりました。
(観終わった後、夫と「あのシーンはこういう意味じゃない?」とアナリゼしてみるのもまた面白かったです。観る人によって受け捉え方が異なる映画だと思います。)
子供にはちょっと難しいかもしれません。
ヨーロッパのアニメーション映画によるある、
「大人にぜひ観て欲しい」タイプの作品でした。
(実際、行った映画館では大人の観客しかいませんでした)
生とは何か、壮大なテーマを淡々と描いているスタイルが良かったです。
フランスで良く好まれるタイプの映画だと思いました。
クライマックスのシーンでは、涙がツーッと流れてしまいました。
心が鎮まる、幸せな80分でした。
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