2016年9月17日土曜日

湯シャンのす ゝめ

フランス人は総じてあまり髪を洗いません。

というのも、「水道水が硬水で、頭皮や髪を傷めるから」というのが専らの理由です。

最近では、シャンプーに入っている化学物質が良くないと言う説も有力で、その観点からも、毎日シャンプーする人は少ないように思います。

フランスに来たばかりの頃は、どうしても日本にいた時のように毎日髪を洗いたかったのですが、最近では私も毎日はシャンプーを使わないようになりました。

だいたい2日に1回シャンプーをする頻度です。

シャンプーをしない日は、湯シャンをしています。

毎日メトロに乗ったり、人ごみの中を歩いたりするので、さすがに洗わないのは、私的にはNGなのです。

最初こそ、シャンプーで髪を洗わないと、次の日は地肌がなんだかベタベタしていましたが、「2日に1回シャンプー」を初めて1ヶ月後くらい経つと、地肌もベタベタしなくなりました。

髪が根元から立ち上がってボリュミー!というわけにはいきませんが、それでもいい感じにまとまりが出るので、2日目はスタイリングが楽です。

フランス人の女性の友達でも、冬になると、髪を洗うのは1週間に2回くらいというタイプが結構多いです。
でも良いんです。

「2日に1回シャンプー」生活を始めて、初めて分かりましたが、シャンプーで洗ってない日の髪のまとまり具合が、フランス女性のおしゃれ無造作ヘアには欠かせないのです。

シャンプーで意図的に油分が流された頭皮や毛髪で、無造作ヘアに挑戦したら、あっちゃこっちゃから髪がピューピュー飛び出て大変。

学生時代の女友達は、「シャンプーで洗うのは週に1回。その他はずっとドライシャンプーを使っているわ」と言っていました。

その子の髪の毛は、いつもとっても綺麗で艶やかな栗毛色でした。

ドライシャンプーは、いつか私もチャレンジしてみたいと思います。

「黒髪では、シャンプーの白い粉が浮いて目立たないかしら」と、ちょっと心配になりますが…

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