トム・ハンクス主演の「ターミナル」を見ました。
10年前に見て良かった記憶があるのですが、
今回の方がより感動しました。
やっぱり、時間をおいて同じ映画を観直すのは良いです。
新しい発見があります。
それぞれが自分の居場所を守りたい。
みんなが目的地に急ぐ空港のターミナルで、
立ち止まったままの主人公のビクター、CAのアメリア、警備局のフランク。
静と動の対照が面白かったです。
加えて、映画のタイトルになっているターミナル(=最終目的地の意)も巧い!
構造が本当に綿密に練られているなぁと思いました。
(でも綿密と言っても、ウェス・アンダーソンみたいな感じではなく。
ごめんなさい、ウェス・アンダーソンはあまり好みではなくて…)
あらすじもとても面白く、心動かされます。
そしてなにより、トム・ハンクスが良い!
俳優のオフ・スクリーンの話をここでするのは良くないかもしれないけど、
映画が面白くなくてごめんねって映画券代弁償してあげたり、
ファンと飲み会してる風の写真を撮ってあげたり、
サンドウィッチ1つでカーリー・レイ・ジェプセンのMVに出たり、
これが本当の彼かどうかは分からないけど、トム・ハンクスって良いなぁと思っちゃうんです。
トム・ハンクスの演技は人間の優しいところがにじみ出ていて本当に好きです。
映画を観るなら、なにか希望がもらえる前向きな作品を観たいと思う、今日この頃です。
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