2016年9月3日土曜日

電子辞書は面白い その2

前回は、私の電子辞書の奇妙なフランス語についてのお話でした。

ところで、学生の時はあまり気にかけていなかったんですが、
この電子辞書には日本の文学作品が入っています。
著作権の切れた古い作品が700入っています。
これが、結構面白いです。

私の場合、学生の時から変わらず、電子辞書がないと生きた心地がしないので、
いつもカバンには電子辞書が入っています。
財布を忘れても電子辞書は入っています。
仏文科の哀しい性かな。

出先や電車で、空いた時間を見つけては、この日本文学を読んでいます。

電子書籍は目が疲れるからあまり好まないのですが、
海外に住んでいるのでいつも日本語に飢えています。
なので、読みます。
電子辞書を縦にして読みます。
(そうすると、文章が縦書きになって雰囲気が出ます)

おすすめは、太宰治と宮沢賢治とそれと与謝野晶子が現代訳をした源氏物語です。
佐藤紅緑の『あゝ玉杯に花うけて』もとても良かったです!

ワイン事典というのも入っていました。
フランスに来るまで、正直ワインには興味が無かったのですが、
フランスでワインを飲む機会が増えて、
ワインって面白いな
と思うようになりました。

このワイン事典もちょこちょこ読んでます。

学生の時分では、フランス語系の辞書しか使ってなかったのですが、
海外に来て、日本語に触れられる大事な器械とあいなりました。

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