2016年12月30日金曜日

ぬくぬくクリスマス休暇14日目:塗り絵にはまる夫婦

クリスマス休暇は、OMY STUDIOのポスターサイズの塗り絵にはまっています。

以前、友達の家でクリスマスパーティーで、OMY STUDIOのアムステルダムの塗り絵をして以来、「自分たちも買いたい〜」となってしまいました。
ポスターサイズ (70 x 100cm) なので、床に広げて、腹這いになって塗るのが楽しい。

私たちが買ったのは東京バージョン
早速、夫の実家で腹這いになって塗ってます。

久しぶりの塗り絵に、夫ともども盛り上がってしまったので、ここで「塗り絵あるある」を…
・はみ出ないように線の内側をなぞってから塗り始める
・色鉛筆は中央に、みんなが取りやすい場所にまとめておく
・けど、たまに片手に何本もキープして、塗り絵をする無礼者もいる (幼稚園でこういう奴いたw)
・色ペンを使うと、重ね塗りは危険。にじむから、むらなく塗るように努力する
・「なんでその色で塗ったの!?」って突っ込んでくる「色奉行」の登場 (夫がそのタイプで「Yumi、なんで都庁をオレンジ色で塗ったの?都庁はその色じゃないでしょ?一緒に行ったよね?」と突っ込まれました 笑 私はファンキーな配色が好き)

この東京バージョン、多少ひらがながおかしいところはあるけれども、ちゃんと東京っぽいのが◎
(いわゆる「なんちゃってアジア」っていう感じじゃないのが良い!)

ネタばれですが、
・ゴジラ
・東京タワー
・スカイツリー
・鉄腕アトム
・風神さま
・雷門
・マスクしてるサラリーマン
・おでん屋の屋台
・お台場
・都庁
・新幹線
・富士山
などなど
東京生まれとしては懐かしい東京の風景が繰り広げられて、眺めているだけで楽しいです。

フランスでは、ここ数年人気急上昇中のOMY STUDIOの塗り絵。
MerciやLe Bon Marchéなどの有名店をはじめ、パリの色んなところで取り扱っています。
私たちが買ったのは、Bassin de la Villetteにある文化系映画館チェーンMK2の本屋さんで買いました。

2016年12月29日木曜日

ぬくぬくクリスマス休暇13日目:著名人の訃報が多い気がする

タイトルにあるように、クリスマスバカンス中はたくさんの著名人の訃報が…
振り返れば、2016年の年明けもデビッド・ボウイやアラン・リックマンの訃報があって悲しかったのを覚えています。

ジョージ・マイケル
フランスのメディアでも大きく取り上げられていました。
奇しくも亡くなった日が25日ということで、BGMは必ずWham!の代表曲Last Christmasが流れていました。

キャリー・フィッシャー
ちょうど『ローグ・ワン』が公開中で、来年の今頃はスター・ウォーズの最新作も公開される…
という時に、心臓発作で緊急入院とのニュースが。
一度は回復したと報じられましたが、残念ながら容態が急変し、亡くなられました。

デビー・レイノルズ
キャリー・フィッシャーのお母様で同じく女優のデビー・レイノルズも、キャリー・フィッシャーが亡くなった翌日に亡くなられました。
 『雨に唄えば』のヒロイン・キャシー役で有名な女優さんです。

ピエール・バルー
フランス映画『男と女』に出演し、主題歌 (「ダバダバダ〜」で始まる、あの有名な曲)の作詞を担当した、フランスの音楽家です。
以前BS日テレでやっていた番組『パリで逢いましょう』の11区の回でご本人が登場していたのを覚えています。
奥様は日本人で、東京にライブハウスをオープンされたと、番組内でお話されていました。

ジャン=クリストフ・ビクトール
フランス人なら誰もが知ってる地理学者。
ARTEの『Le dessous des cartes』という番組を担当していました。
夫も私もこの番組のファンでした。
実は、昨夜も、家族で『Le dessous des cartes』を観ていたばかり。
今日の朝起きたら、彼の訃報を知ったので家族みんなで悲しくなりました。
彼のお父さんは、有名な探検家ポール=エミール・ヴィクトールです。

2016年12月26日月曜日

ぬくぬくクリスマス休暇10日目:そろそろリヨンに行ってみる?

クリスマスも終わり、実家での休暇も、残すところあと5日くらい。

気分転換に映画でも見に行こうということで、リヨンのconfluenceのUGCへ。

SULLY (邦題『ハドソン川の奇跡』)を見てきました。


トム・ハンクス好きとしては、公開時から見たかった作品でした。
(トム・ハンクス主演の『ターミナル』を見た時の記事はこちら ♪)

ハドソン川の着水のことは知らないことが多くて、興味深い作品でした。
そして、1番感動したのは、いかなる時も冷静沈着でいられるパイロットの精神力。
いくらコンピューターに頼っても、最終的に飛行機を飛ばしているのは、人間の総合的判断力なんだなと思いました。
本当にすごい職業だと思いました。

トム・ハンクスの、評議委員会での演技がとても良かったです。
自分の判断は間違っていないと主張するパイロットと、器械の計算を有力視する評議委員の対立構造が興味深かったです。

そして、エンドロールがすごく良かった!
ぜひ、最後まで席を立たずに観たいものです。
(フランス人は、映画本編が終わるとすぐに席を立ちます。余韻を楽しもうよ)

…そして、映画を見るといつもやってしまう
あ〜この人、あの映画に出てた人だ!ゲーム
gleeのカートのお父さん
幸せのレシピのイケメンシェフ (エリン・ブロンコビッチにも出てた)
gleeのカートをいじめてたけど実はゲイだったアメフト部員
FRIENDSのフィービーの恋人 (警官の人)
ラブ・アクチュアリーの弟思いのお姉さん (キャリーのbig C私がクマにキレた理由にも出てる)
あとCA役をはじめ、見覚えのある俳優さんがいたけど、忘れてしまいました…


2016年12月25日日曜日

ぬくぬくクリスマス休暇9日目:やっぱりréveillonのディナーとクリスマス・ランチは重かったよ、パトラッシュ

昨日は、24日。クリスマス・イブでした。

夜はréveillonのディナーで、何を食べたかと言うと…
(食べた順番に)
フォワグラ イチジクのジャムと一緒に (甘口白ワインで始めます)
エスカルゴ バターとパセルのソースを一滴残さず (このあたりから、辛口に変える人もいますが、甘口が終わってなければそのまま)
スモークサーモン この当たりからもたれるので、レモンを導入 (もう自分が甘口飲んでるのか、辛口飲んでいるのか分からなくなってくる)
茹でた海老 引き続きレモンでさっぱり
ここまでが前菜なのですが、もうお腹いっぱい
洋梨とロックフォールとくるみのパイサラダ
これでご飯編終了 (甘口と辛口の白ワインのちゃんぽん終了)
ブッシュ・ド・ノエル (甘口の白ワインに戻る)
コーヒーを飲んで終了!かと思いきや、チョコレートの箱がまわってくるので、やっぱりチョコレート食べちゃう
(家族はやっぱりBernachon派です)

…これで終了です。

本当は、前菜の後の主菜はシャポン(去勢鶏)を食べるのがフランス流なのですが…
重たすぎるから止めよう!という義母の勇断によって、今年はシャポン抜き。
大正解でした。
(去年は、「Yumiはフランスのクリスマス初めてだから、Yumiのためにシャポンも準備しよう!」とのことで、料理してくれたみたいです。や、優しい… シャポン、美味しかったです!)

フォワグラの時点で、けっこう重いし。
エスカルゴなんて溶かしバター食べてるようなもんだし。
とろけるような天然スモークサーモンは、油がのってるし。
海老はプリン体だし。
おいしいけど、前菜だけで大変なカロリー!
でも、家族でわいわいおしゃべりしながら食べるのはやっぱり楽しい。

翌日(つまり今日)は、25日。クリスマス。
朝はプレゼント交換をして、お昼は、昨日のréveillonのディナーの残りを食べました。

こうして、クリスマスのスペシャル献立を2回に分けて味わったのでした。

「今晩は野菜スープだけにしよう!」とまたしても義母の勇断。家族全員、大賛成です!

明日から普通の献立に戻ります。
火曜日と木曜日のお昼は、日本食を作る予定です。




2016年12月24日土曜日

ぬくぬくクリスマス休暇8日目:クリスマス太りを回避せよ!

今日は遂にクリスマス・イブ。
今晩は、フォワグラやサーモン、エスカルゴを食べます。
ザ・クリスマスディナーな献立です。
ずばり、クリスマス太りしやすい。

せっかく家にいて、やることも特にないんだから…
と思い、今年は夫と2人で毎日運動をすることに!
ただ、外に出て走るとかは無し!
(高校時代、陸上部で一生分走ったのでもう走りたくない 笑)

1つめは、以前このブログでもお話したBallet Beautiful
このエクササイズをした後は、翌日必ず筋肉痛になります。
効果が出ている気がして、それがまた嬉しい。
とても辛いですが、ご本人はバレエダンサーなので涼しいお顔で足を上げ下げされております。
私もいつか涼しい顔して、このエクササイズができるようになりたい。

2つめは、日本でいう体幹トレーニング。
3分間だから大丈夫でしょう!
とか
高校の時、部活でやってたから平気平気!
って思ってました…

すいません、たった3分間だけど辛かったです。
でも、体が徐々に慣れてくるのが、やはり嬉しい。
こうやって、人はトレーニングにはまっていくのでしょう。
私は多分はまらないと思う…笑

ところで、この手の体幹トレーニング、英語だとplank、フランス語ではgainageと言います。

Youtubeでgainageと検索してみて、フランス語でトレーニング、いかがでしょうか?
体の部位を覚えるのにとても良いと思います。

2016年12月23日金曜日

ぬくぬくクリスマス休暇7日目:明日はクリスマス・イブ

気がつけば、もうクリスマス休暇に入って1週間経っていました。
毎日色々忙しいから(昼寝したり、ちょっとだけお散歩したり、おやつ食べたり…)
あっと言う間に時間が経ちます!笑

基本的に小原庄助さんみたいな、ちびまる子ちゃんみたいな生活をしております。
なんだか人ごみが億劫で、バスで30分のリヨン中心街にさえ行かない、まる子と友蔵。否、私と夫 笑
基本的に縁側でぼーっとしているまる子&友蔵を思い浮かべていただければ、どれだけ私たち若夫婦が実家でぼーっとしているか分かっていただけるかと。

気がつけば明日はクリスマス・イブ。
イブの夜はréveillonと呼ばれて、特別なディナーを準備します。
フランスに来るまで、25日の夜がいわゆる「クリスマス・ディナー」なのかと思っていましたが、
25日はあくまで朝にプレゼントを明ける日。
夫の実家だと、25日の午前中でもうクリスマスが終わった感があります。

24日の夜はお腹いっぱいになって、ゆっくり寝ます。
翌日25日は朝7時に起こされ (誰にって、夫に 笑)、パジャマ姿のままツリーの近くに集まって、プレゼントを開けます。
このクリスマスの朝の雰囲気 (パジャマ姿とか、眠いのにプレゼント開けたいから朝7時に起きるとか、そういうこと)が、 夫は特に大好きです。
きっと、私が元日の朝のひやっとした空気とか、おせちを食べたりするのが好きみたいな感覚なんだろうなぁ。

フランスにいる限り、日本っぽい年越しは望めないけど、クリスマスの家族の伝統みたいなものを経験させてもらえるのは、有り難いことだなと思うのでした。

さて、肝心の明日のréveillonのディナー。
何を食べるかは、後日のブログでのお楽しみです♪

2016年12月22日木曜日

バカンス中なのに(だからこそ!?)考えてしまう、就活のこと

絶賛ぬくぬくクリスマス休暇中ですが、ふと就活について考えてみました。

実は、私は日本での就業経験がありません。
学生時代に日本の就活さえも経験せずに、卒業後はフランスに戻ってきて就活をしました。
 (日本の母校のキャリアセンターではネタになっているというか、『進路不明』のまま海外渡航した学生として認識されています 笑)

そんな状態でしたが、今ではとてもやりがいの感じる・条件面でも満足しているお仕事をさせてもらっています。
本当にありがたいことです。

いきなりなフランスの就活活動で気づいた大事なことがあるので、記してみたいと思います。

1.日本の学歴があるなら、日系企業にどんどん応募すべし
日本の大学のネームバリューが通じるのは、やはり日本の社会に限られています。
そこで、私みたいに日本の学歴が頼りだぜ!という人は、やはり日系企業を中心に片っ端からCVを送るのが大事だと思います。

2.フランス語は自分のためにも勉強すべし
このインターナショナルな世の中、英語でどうにかなる仕事もフランスには多くあります。
ただ!ここはフランス、仕事は英語で行えても、最終的にconvention collectiveやcontratを読む時はフランス語です。
労働局のHPを読む時もフランス語です。
被雇用者たる者、最終的に自分の身を守れるだけのフランス語力が自分にはあるのか?自問してみるべきだと思います。

3.日本のビジネスマナーが身に付いているべし
ここはフランスですから、日本のビジネスマナーはフランスでは必要ないかもしれません。
ただ、日本人である自分を雇ってくれる会社は、少なからず「日本人であること」に期待をしていると思った方が良いでしょう。
例えば、いつか日本人の取引先と顔を合わせることが会った時、間違っても「あの人は日本人だけど、ずいぶんフランスナイズされちゃってるから感覚が合わないな〜」なんて思われないように。
そう思われたら最後。厳しいようですが、そんなことなら最初から優秀なフランス人を雇っておけば良かったとRHの人は思うでしょう。
求めているのは「フランス流と日本流の双方の仕事の進め方を知っている人」です。
更に、
日本のクライアントに重きを置いている会社なら、「それでも、最後に日本流の仕事の進め方で、会社に利益をもたらしてくれる人」です。
逆に、フランスのクライアントに重きを置いている会社なら、フランス流の仕事ができる人を探しています。

4.日本人がたくさん働いている環境が必ずしも自分に合っていると思うべからず
1.と相反することを言っていますが。日本人がたくさんいれば、もうそこは日本人の馴れ合いの空間です。
自分の労働倫理と合っていて、働きやすければそれで良いでしょう。
でも、もし万が一、自分に合っていないと思ったら、辞めることを考えた方が良いと思います。
自分のためにも、会社のためにもなりません。
(否、フランス流に言えば、自分のためになりません。それだけです。)
例えば、「君のことはちゃんと考えてるよ。労働ビザも出せるように頑張ってるよ」と言いながら、なかなかビザを出してくれない会社。
ノワールで雇おうとする会社。
「試用期間は、contratに書いてある金額の半分だよ」としれっと言っちゃう会社。
「日本人である君を雇うんだから、日本人のように働いてくれよ」と要求する会社。
寝言は寝てる時に言いましょう。
ここはフランス。フランスに法律に則って、爽やかにホワイトに働きましょう。
違法なことをしている会社とは、すっぱり手を切りましょう。
Vous méritez mieux que ça.です。

ちょっと真面目なことを書いてしまいました。
はい、今からクリスマス休暇モードに戻って、ボーッとしてきます 笑


2016年12月20日火曜日

ぬくぬくクリスマス休暇4日目:もう醤油の味が恋しいよ!

クリスマス休暇も4日目、相変わらずのんびりしています。

たまに出かけるのは、centre villeにパンを買いに行ったり、郵便局に行ったり…それぐらいなもんです。

夫の実家にいるので、朝昼晩とフレンチをガッツリいただきます。
お料理してくれるお義母さん、本当にありがとうございます。

…ただ!ただ!
申し訳ないんですが、日本人の嫁、もう醤油の味が恋しくてたまりません。

お義母さんは本当に私にはもったいないくらいの優しい人で、いつも
「Yumiは甘い朝ご飯苦手だから(フランス風にタルティーヌはたまに食べるけど毎日は無理なのです…)、今日のタルティフレットの残り、明日の朝ご飯に食べてね」
と言って、いつもしょっぱい朝ご飯を準備しておいてくれるのです。
本当に優しい!

なので、ここのところ、私の朝ご飯は
タルティフレット
ムール貝のリゾット
タルティーヌ (ジャムは甘いから、有塩バター塗りました)

フランス人からしたらビックリな朝食ですが、やっぱり朝ご飯はしょっぱい方が好き。

しかし、ここに来て、お醤油系のしょっぱい朝ご飯が食べたくなってしまいました。

ということで、centre villeに足を運び、スーパーで買ったのは、
スパゲッティーニ (安定のバリラのスパゲッティーニ)
重曹
この2点。

冷蔵庫にお醤油と味醂があったので(恐らく以前に私が日本食を作った時の余り)、これで具なし中華そばを作ろうという目論みです。

夫の実家に帰る時は、毎回日本食・中華系を作っているのですが、
今回の予定は、
チャーシュー (煮卵も作ろう♪)
中華丼
日本のカレー

パリから顆粒状の鶏ガラスープの素 (お世話になってます無添加の鶏ガラスープの素)を持ってきているので、 私の朝ご飯の中華そばも作れるではないか!という訳です。

クックパッド様のおかげで、
スパゲティを中華麺にする方法も取得したので、向かう所的なし!

ちなみチャーシューのレシピもクックパッドで見つけました。

以前、パリで、上記2点のレシピで、 ラーメンを作ってみたのですが…
これが、すんごく美味しい!
このレシピがあれば、私フランスで生きていける気がします。

ラーメンが食べたくなっては、パリのラーメン屋さんに行っていたので、自宅で作れるとなると本当に助かります。
(ちなみに、おすすめは、なりたけorかどやの五目ラーメンです。この2択です。とんこつはやっぱりなりたけが1番美味しいと思います)

ということで、食べ物のことばっかりの記事ですが、まぁフランスのクリスマス休暇は、食べるかぼーっとするか…っていうのが現実なので、お許しをば 笑

明日の朝ご飯は、重曹でスパゲッティーニを茹でて、具無し中華そばにするぞー!
 

2016年12月19日月曜日

ぬくぬくクリスマス休暇3日目:今年はもう3回も食べちゃったよ、タルティフレット

冬になると、フランスでは必ず食べるタルティフレット (tartiflette)
今年はもう3回も食べました。

作り方はいたって簡単。
玉ねぎベーコン、輪切りにしたじゃがいもを炒めて、耐熱皿に入れる。
タルティフレット用のチーズ(チーズにパッケージに大きくtartifletteと書いてあるので分かりやすい)かロブロションを適当な大きさに切って、耐熱皿にじゃがいも達の上にのせて、オーブンで焼いたら出来上がりです。

材料が、玉ねぎとベーコン、じゃがいもとチーズなので、美味しくないわけがない。
誰がどう作っても美味しくできます。
(私が作っても美味しくできます...作ったことないけど)
冬の定番料理です。
ラクレットと似ています。
というか、同じだと思う。(そんなこと言ったらフランス人に怒られるけど)

フランス人には(再度)怒られるかもしれないけど、これカマンベールでもなんでも美味しいと思います。
なので、日本でも作りやすいと思う!
そして、必ず辛口の白ワインと一緒にいただきましょう。
もうワインが進んじゃって進んじゃって、たまりません。

ということで、今日は(というか今日も)食べ物のお話。
筆者バカンス中ということで、食べ物系の記事が多くなりそうな予感です。

2016年12月17日土曜日

ぬくぬくクリスマス休暇1日目

昨日が仕事納めで、納めたその足でTGVに乗り、夫の実家に着きました。

フランスのクリスマス休暇は、日本の寝正月みたいにぬくぬく。

夫の実家で9:30に堂々と起きてくる私。
パジャマ姿でTVゲームしてる夫。
こんなにのんびりして良いのか、息子夫婦。

お昼ご飯を食べたら眠くなったので、お昼寝
長いお昼寝(1時間30分)をしたもんだから、起きたのは16時過ぎ。
頭がぼんやりしたまま、なんだか眠いな〜
と、のんびりなクリスマス休暇です。

今日は何をするでもなく、1日のんびり過ごします。
これが休暇中ずーっと続きます。

そう言えば、パリ・リヨン間のTGVで無料wifiが使えることに。
昨日、早速使ってみましたが、なかなか快適でした。
周りの人も結構使っていました。

でも2時間程度の電車でwifi無くても困らないかもな〜

2016年12月9日金曜日

待ってました!年末恒例のYouTube Rewind

YouTube Rewindがアップされると
あぁ今年ももうすぐ終わりなのねぇ
と思います。
同時に、来年も良い年になるといいなぁ、なんて考えたりして、目頭がちょっと熱くなる…
既に涙腺ゆるゆるな25歳です。


パロディーの元ネタも分かるものと分からないものがあって、25歳既に、世の中についていけてない…笑
Youtuberの名前も分かる人は1割くらいです。
(あ、オリラジが出てたのはJustin BieberのSorry日本版に、眼鏡の人が出演してたからですよね。眼鏡の人、残念ながらお名前が出てこないけど…)

フランスからは
Cyprien (ポケモンGOの記事でもお馴染み)
彼の短編動画 TECHNOPHOBEが面白いです。

Squeezie
ゲーム実況で有名。ゲーム実況は興味がないので、彼のビデオはまだ観たことがありません。

Norman
25歳の私には、ドンピシャすぎる動画です 笑
実際にsoirée entre couplesも良くしますし、はい25歳ですから
(なぜかこの記事、25歳を主張している)

Sanans
ザ・フランスのコスメYoutuber (pardon, Youtubeuse !)です。
フランスの若い女性がどんなフランス語を話しているのかチェックするには、彼女のビデオを見るのが手っ取り早いです。
そして、メイク用語、顔のパーツのフランス語なども覚えられるので、結構勉強になったりします。

ANDY
脚本が面白かったです。
あと彼女の「めんどくさい女(chieuse)シリーズ」も結構好きです。

フランスのYoutuberは、フランス語の勉強のために (というより、息抜きに?)学生時代に良く見ていました。
早すぎて聞き取れない!とか思ってたけど、実際に留学に来てみたら、ソルボンヌの学生の方が早すぎて何を言っているかチンプンカンプンでした。

思えば、学生でフランスに来てから、今年で3年目。
結構人生の変わり目の年でもあったと思います。
ずっとコンプレックスだった「日本で就活を経験せずに、フランスに飛び出てきてしまった」ことも、解消できたので良かったです。
(=どっぷり就活をフランスで経験した。たくさんの求人に応募して、毎日毎日PCと睨めっこした。自分の未熟なところをじっくり考えた。自信を無くした。就活の自己嫌悪の負のスパイラルも無事に経験した。というわけです。) 
去年から引きずっていた仕事の悩みも、転職をしてすっかり消えてなくなったし、今は新しい仕事で毎日が充実していて幸せなので、このまま2017年も頑張っていきたいです。

いつもブログも呼んでくださっている皆様、ありがとうございます。
来年も更新して参りますので、ご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
(年末は、夫の実家よりフランス本格派のダラダラXmasの模様をお伝えいたします 笑)

最後は、毎回観る度に幸せになってるJames CordenとAdeleの車内カラオケ動画で。

2016年12月7日水曜日

Immatürity For Charity:ドーナル・グリーソンに学ぶデート必勝法 その3


(女性とドーナルが歓談しながら部屋を出る)
女性:Oh shit. I forgot my keys.
ドーナル:Oh, well. You'd better go get them.
女性:You are not...
ドーナル:I won't.
女性:It's just...
ドーナル:I know, I know.
女性:Because I really...
ドーナル:I promise.
女性:OK.
(女性、部屋に行こうとして、振り返る)
女性:Ah... Jesus Christ! Put your shirt back on!
(ドーナル、女性のジャケットを裏返す)
ドーナル:I hope you saved room for dessert!
女性:Get this thing off me, you f**king idiot!

(女性とドーナルが歓談しながら部屋を出る)
女性:あら、やだ。鍵、置いてきちゃった。
ドーナル:じゃあ、取りに行かないとね。
女性:まさか…
ドーナル:もちろん、脱がないよ。
女性:本当に…
ドーナル:約束するよ。
女性:だって…
ドーナル:わかってるよ、脱がないよ。
女性:私、ああいうのは…
ドーナル:約束するよ。
女性:わかったわ。
(女性、部屋に行こうとして、振り返る)

女性:まったく!服を着てよ!
(ドーナル、女性のジャケットを裏返す) 
ドーナル:デザートを食べられる余裕があると良いんだけど!
女性:ちょっと、これ取ってよ!もうバカなんだから!

何が何でもこの口説き文句にこだわるドーナルさん。
情熱が感じられます 笑

去年、一昨年くらいから日本でも知名度が上がってきたドーナルさん。
コメディもいちおしで面白いです。

2016年11月28日月曜日

クリスマス前のスープダイエット

クリスマス休暇まであと3週間程になりました。
フランスのクリスマスは、家族が集まって、家でのんびりご馳走を食べる休日。
ちょうど日本の寝正月みたいな時間が1〜2週間続きます。
ものすごく満腹感で動けない苦しい期間でもあるのです。

来るクリスマスに備える為にも、それまでは夕ご飯は軽く済ませたいものです。

そんな時、我が家の定番は野菜たっぷりのスープ!
好きな野菜を好きなだけ入れて、ブイヨンと一緒に煮込んで、ハンドミキサーで混ぜて出来上がり!
とっても簡単なのです。

もっと時短したかったら、野菜を圧力鍋で煮込むと良いです。
15分くらいでスープのできあがり!

我が家では、たくさん作って、タッパーに入れて冷凍庫に入れています。
共働き夫婦を救う作り置きスープです 笑

我が家で使っているハンドミキサーはBraunのもの。
みじん切り・撹拌・泡立て・ジュース作り、なんでもできるので便利です。

圧力鍋は、今年、夫の私の誕生日の合同プレゼントとして義両親・義兄からもらったイタリアのラゴスティーナを使っています。


圧力鍋はフランス語ではcocotte-minuteと言います。

そして、
ポタージュのような、野菜を撹拌したスープはフランス語でveloutéと言います。
スープを食卓の運ぶ際の深くて大きいお皿はsoupière、おたまはloucheです。
夫の実家では、義父がsoupièreをリビングに運び、
Tu veux combien de louche ? (おたま何杯分欲しい?)
と聞いてくれて、各自のお皿にスープを装ってくれます。

ちょうど今週のパリは、平均気温が3度くらいでと〜っても寒いので、
スープにはもってこいの1週間になりそうです。

2016年11月25日金曜日

必ずまた訪れたいフォンテーヌブローのレストラン

結婚記念日のお祝いに、この前にフォンテーヌブローのミシュラン1つ星レストランに行きました。

日本人シェフ後藤邦之さんが2012年に開かれたこのレストランは、パリから電車で小1時間ほどのところに位置するフォンテーヌブローにあります。

夫がフォンテーヌブローなら、このレストランがダントツで1番!と予約をしてくれていました。

私達が選んだのは
アミューズブッシュ
前菜
お魚料理
お肉料理
チーズ
プレ・デザート
デザート
プチ・デザート
の Menu Gastronome 52ユーロです。

ひとつひとつのお料理がとにかく緻密で、口に入れた瞬間様々な風味が溢れ出して…
本当に美味しいお料理でした。
メニューに書いてある料理名からしてとっても美味しそうなのに、運ばれてきた料理はメニューに書いてある以上にもっともっと美味しい!

私、ミシュラン2つ星レストラン、ましては3つ星には行ったことがまだないのですが、1つ星レストランに行く度に(まだ数回しか行ったことないけれども)、
1つ星レストランでこれほどに美味しいんだから、2つ星や3つ星はどれだけ美味しいのだろうか!
と考えてしまいます。
(これ、実は反語で、「これ以上に美味しいレストランなんて存在しない!」って心の中でどこか思ってます 笑)

次の2回目の結婚記念日もまたここに来たい!
このレストランを訪れた日からずっとそう思っています。

43 rue de France 77300 Fontainebleau
 

2016年11月20日日曜日

なんで今まで気づかなかったのか!Picardでマグロのお刺身!

最近になって、Picardでマグロのお刺身が手に入るという事実を知りました!

パリでお刺身に飢えていた今まではなんだったんだろうか!

Picardで買えるマグロとは、こちらの商品です。
5.50ユーロでマグロのお刺身が食べられるよ〜嬉しすぎて泣けてくる!
マルシェで買うよりは割高なのですが、手軽に買えるのは嬉しいです。
1キロ当たり22ユーロの計算です。

漬けにすると美味しい!というお得情報を、最近色んな方から教えていただき、早速買ってみました。
125gのマグロが二柵入っています。

漬け丼にしてみました!
どどーん!



お、おいし〜い!!!!!!!!
日本に帰った気分!
幸せすぎて、涙が出てきそう!

わさびが無かったので、柚子胡椒を漬けタレに入れてみました。
うーん、良い感じ♪

以前よく作っていた、なんちゃって海鮮丼も手軽で良いけれど、
やっぱり今日はお刺身が食べたいぜ!っていう時は、Picardで手軽にマグロのお刺身が良いと思います!

パリの生活にも、希望の光がさしてきました 笑
Picardのマグロのお刺身で、私は今日も頑張って生きていける気がする!


2016年11月18日金曜日

再び肉鍋を食す!しかも1人で!

この前、ずっと食べたかった肉鍋を食べてから、2ヶ月も経たないうちに、また肉鍋が食べたくなってしまいました!

実は、ひいてた風邪がようやく治って、食欲も戻ってきた今、
体中があの肉鍋を欲しがっている!
肉鍋を食べて精を付けなさい!と言っている!
と、今日ふと思って、仕事帰りに言ってきました!1人で。

フランスでは、レストランどころかカフェにも1人で入らないタイプなのですが(ずっと克服したいと思っていたウィークポイント)、肉鍋だけは1人で行っても食べたい。
なんなんだ、この情熱!

職場から張り切って向かったもんだから、レストランの開店時間18:00より20分早く着いてしまい…
散々躊躇したあげく、カフェに入って時間を潰すことに。
在仏3年目にしてやっと、1人でカフェに入れたよ!
これも肉鍋のおかげ 笑

カフェで案外楽しく1人の時間を過ごして、レストランに向かうと、既に1人で食べにきている女性がちらほら。
結果的に、このレストランは1人でも来てもまったく問題なし。
この、良い意味でほっとく接客が「肉鍋かっこんで、家帰って早く寝るぜ!」な私みたいな人にはぴったりなのです。

頼んだのは、いつもの肉鍋の小。
サイズは小と大しかありません。
辛さは、前回中辛で辛すぎたので、1番辛くないのでお願いしました。
白米(もちろんタイ米ですが 汗)を頼んで、肉鍋を食します!



うーん、やっぱり美味しい!
そして、このくらいの辛さが私にはちょうど良い!
肉のプリプリ感と、白菜とお豆腐の優しい味がたまりません。
唐辛子と山椒が効いていて、ご飯に合う!

1人で美味しいな美味しいなって食べているうちに、ぺろっと完食してしまいました。
最後はちょっとお腹がきつくなりましたけれども。
やっぱり、肉鍋の小は友達と分けっこして食べるのが良いのかもしれません。
次回は、友達とまた行きたいなあ!

でも、今回は良いんです。
いっぱい食べて元気になって、お家に帰って早く寝て…
これが、パリの風邪の治し方!(と、私は勝手に思っています)



2016年11月16日水曜日

Immatürity For Charity:ドーナル・グリーソンに学ぶデート必勝法 その2


女性:I'm just going to go to the bathroom.
ドーナル:Oh, OK.
女性:Um, will you please not take your clothes off while I'm gone?
ドーナル:Of course not.
女性:It's just... I really like you.
ドーナル:I like you, too.
女性:But every time I leave the room...
ドーナル:No, I totally won't.
女性:I really don't like it.
(女性、席を外す)
別の女性:Oh my god.
ドーナル:I hope you saved room for dessert... No?


女性:ちょっと手を洗ってくるわ。
ドーナル:わかった。
女性:あのね、私がいなくなっても服を脱がないてくれる?
ドーナル:もちろん、脱がないよ。
女性:その...私、あなたのこと好きだから。
ドーナル:僕もだよ。
女性:でも、私が席を外す度に、あなた...
ドーナル:わかってるよ、脱がないよ。
女性:私、ああいうの苦手なの。
(女性、席を外す) 
別の女性:まぁ、なんてこと。
ドーナル:デザートを食べられる余裕があると良いんだけど?…やっぱり、だめ?

相変わらずの口説き文句で撃沈のドーナルさん。
そして、まず履くべきは靴下じゃないと思うんですが 笑

ショットグラスは一体どこに置いたんでしょうか。
それが気になって仕方がないです。

それにしても、カット無しの撮影ですぐに脱げるドーナルさんの早技もすごい! 

2016年11月14日月曜日

戸籍謄本の法廷翻訳

なんとこさビザの予約を取って、書類を準備しはじめました。

まず一番時間がかかるのが、戸籍謄本の法廷翻訳。

日本から戸籍謄本を取り寄せて、フランスの法廷翻訳家に翻訳をしていただきます。
私は、以前PACSの翻訳でお世話になった法廷翻訳家さんにお願いしました。

こちらのリストで、日本語の法廷翻訳家を探すことも可能です。

戸籍謄本の法廷翻訳さえ準備できれば、後は日本から取り寄せる書類は無し。
後は、フランスで書類を集めていきます。

2016年11月12日土曜日

Immatürity For Charity : ドーナル・グリーソンとハンドドライヤー


ドーナル:We have to go.
男性:What happened?
ドーナル:I just peed in a Dyson Airblade.
男性:Okay.

ドーナル:ここを出よう。
男性:どうしたんだ?
ドーナル:ダイソン・エアーブレードにおし○こしたんだ。
男性:わかった。

これだけです。なのに笑える。
ドーナルの友達役の俳優さんの超真面目な演技が面白いです。
そして、最後の「わかった。」というセリフで「僕は全てを理解したよ、何も言うな」という雰囲気を感じ取れます。

ダイソン・エアーブレードは、ヨーロッパの飲食店のお手洗いだとよくみかけるハンドドライヤーです。
日本でもちらほらみかけるようになりました。
はい、あの異様に風力の強いハンドドライヤーです。

エアーブレードは何種類かあります。
いわゆる日本でみかける、機械の中に手を垂らして乾かすタイプと、蛇口の脇に設置されていて、シンクの上で乾かすタイプ。そして、壁に設置されていて、手でボタンを押すと、上からボォーッと風が出てくるタイプ。

おそらくこのショートコメディに話しているのは2番目なんじゃないかなと 笑
…なんて、そんなことはどうでも良いのですが!

コメディのネタになるくらい、ダイソンって本当に風力が強いです。
パリに来たばかりの頃は、よくエアーブレードに手ごと持っていかれそうになっていました。


2016年11月10日木曜日

Immatürity For Charity:ドーナル・グリーソンに学ぶデート必勝法


女性:So this is the place. It's not much.
ドーナル:Ah, it's gorgeous!
女性:Do you want tea, or... ?
ドーナル:Yeah, tea would be lovely.
女性:Make yourself at home. 
(女性、紅茶を探す)
女性:I don't have any tea, what a cup...
ドーナル:I hope you saved room for dessert.
(間があって…)
ドーナル:No, a cup of coffee would be fine.


女性:ここが私の家よ。たいしたことないけど。
ドーナル:良いところだよ!
女性:紅茶でも飲む?
ドーナル:うん、紅茶いただくよ。
女性:くつろいでね。
(女性、紅茶を探す)
女性:紅茶切らしてるんだけど、コーヒーで…
ドーナル:デザートを食べられる余裕があると良いんだけど?
(間があって…)
ドーナル:いいえ、コーヒーで充分です。

今時、こんな口説き文句を使っている人を見た事がありません 笑
デザート=お楽しみ
ということで、口説き文句として(かつては)使われていたのでしょう。

丁寧に洋服がたたまれているあたり、笑えます。
芸が細かいです。

2016年11月8日火曜日

披露宴ゲーム その3 そして翌日まで

お肉料理の後は、最後のゲームです。

これも、フランスの結婚式の定番のゲームです。

新婦から参りましょう。

新婦に目隠しをさせます。
ここで、男性のゲストから有志を募ります。
みなさんのふくらはぎを触って、ゲストの中に紛れている新郎を当てます。

10人くらいの中から夫を探すのは大変かと思いましたが、やはり最愛の夫なのですぐに分かりました。

次は新郎の番。
手を触って、新婦を当てます。
実は男性の人が混じっていたり、子供のゲストさんが混じっていたり、お笑い要素満点でした。
夫は、最後に10歳の女の子と私の2人に絞ったのは良いものの、結構悩んでいて、それまた面白かったです。
でも、最終的には私を当ててくれたので、良かった、良かった!

このゲーム、ちょっとcoquinで楽しい新郎新婦だと、
胸板で新郎を当てたり、ふくらはぎで新婦を当てたりします。

ゲームの後はケーキ入刀。
でもその前に、 高校の部活の同期からのサプライズ・ビデオが!
タブレットを渡されて、そこに映っているのは
大好きな同期や先輩・後輩、お懐かしい高校の先生方…
フランスに来る前に、忙しい中、素敵なビデオを準備してくれてたなんて…
うれし涙がこぼれてしまいました。
本当にありがとう!
みんな大好きだよ!
(高校が懐かしくなった時、いつも観てます)

ケーキ入刀があって (緊張してここの記憶が飛んでます。ケーキ入刀というより、シャンパンタワーだったかな 笑)、
立会人もである夫の親友から、私たち2人の馴れ初めを説明したパワポの発表がありました。
これがまた、なかなかの力作でして!
ありがとうA君!

デザートとコーヒーがサーブされて、通常ならば、ここでDJがクラブミュージックをかけて、みんなで朝5時まで踊る!
…のですが、私たちは一切踊りませんでした 笑
これは、フランスではとても珍しいですが、私たちらしいと言えば私たちらしいかな。

踊らなくても、デザートとコーヒーがサーブされたのは午前1時過ぎ。
みんなでホテルに帰ったのは朝の2時くらいになりました。

これで披露宴は終わり。
キツキツのドレスを着てきた割には、良く食べた花嫁でした 笑

翌日は10時くらいから、フランスの結婚式お決まりのブランチです。
フランスの結婚式は土日の2日制なんです。

ホテルのブランチルームで行うのが定番です。

その後、みなさんは出発の時間があるので、それぞれバラバラに帰って行きます。
フランスの結婚式って結構ゆるめ。

こうして私たちの結婚式を無事に終えることができました。
たくさんの方に来て頂けて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

実は、結婚式を挙げたのはフランス全土そして世界中が緊張していた時期でした。
そんな中、日本から来てくれた親友達にはどんなにお礼を言っても言い足りません。
本当にありがとうございます。

2016年11月6日日曜日

就活 銀行編

日経の銀行の求人はあまりありません。
必然的にフランスの銀行か、イギリス・アメリカ系の銀行の求人の方が比較的多いです。

フランスでわざわざ外国人を雇ってくれるところはなかなか少ないです。
つまり「bilingue français / anglais」と求人に書いてあったら、
それは十中八九「英語がとても上手なフランス人を雇います」ということです。

では、日本人はどうするか?

bilingue français / japonais」と書かれている求人に応募するのが良いと思います。
 日本語が要求されていない求人では、CVを送っても先方から電話はかかってこないと思って、気楽に構えていた方が良いです。

実際に、面接の連絡が来たらどうするか?

まずは服装。
きっちりとした服装が好まれます。
どのくらいきっちりかと言うと、日本の就活生くらいのきっちりです。
もちろん、ここはフランスなので、黒の無地スーツである必要はもちろんありませんが。
また、男性も女性も、清潔感のある髪型が好まれます。
女性は前髪が目にかかったりしているのはNG。
思い切っておでこ全開にするのも、清々しくて、面接官ウケは良いです。

質疑応答では、「銀行業務で、私は○○という場面でこのように貢献できると思います!」と具体的にアピールすることが大事です。

1番効果的なのは、日本の銀行での勤務経験があること。
ない場合でも、自分でフランスの銀行の業務内容を予習しておくことで、ある程度自己アピールがしやすくなります。

フランスの就活では、求人では詳しい勤務内容が書かれておらず、面接で詳しく説明されるところがほとんどです。
なので、面接前には、自分のスキルをリスト化し、想定される銀行での業務のどの分野で自分のスキルが活かせるのか考えておくことが大事です。

日本人にとって、フランスの就職で1番難しいのは、最初の仕事。
要はフランスでは「わざわざ外国人に仕事を1から教えるんだったら、インターン経験が豊富なフランス人学生を雇うよ」ということなんです。

最初の仕事さえ見つければ、具体的な勤務経験が得られるので、その後もキャリアアップも比較的スムーズに進みます。

2016年11月4日金曜日

披露宴ゲーム その2

次のゲームも2本立てで、お魚料理の後にスタートしました。

ゲームの進行・司会は、夫の親友と、私の日本語も話せるフランス人の学友が引き受けてくれました。
ありがとう!

まずは、夫と私が、ゲストのみなさんの前で背中合わせに座ります。
それぞれ、夫の靴を右手に、私の靴を左手に持ちます。

司会が
「料理が上手なのはどっち?」
「ベッドを占領するのはどっち?」
と質問を私たちに投げかけるので、靴を掲げて答えます。

「料理が上手なのはどっち?」に関しては、
私が夫が上手だと答え、夫は私が上手だと答えました。

が、「ベッドを占領するのはどっち?」では、
2人とも躊躇せずに、私の靴を掲げました。
はい、ベッドを占領し、布団までも占領しているのは、私です。
夫は、ベッドの端っこで寝るはめになってます。ごめんね。

以上、これは新郎新婦がお互いのことを良く分かっているかのゲームでした。

次のゲームは、全員参加型です。
司会の2人が
「では、1番目の質問に該当する方、立ち上がってください」
と言います。
立ち上がったゲストの顔ぶれを見て、私たち新郎新婦が
「わかった!運転免許証を持っている人!」
と答えるゲームです。

ゲストの座席には、予めこのゲームのために質問表が配られていたそうです。
用意周到すぎる司会の2人、ありがとう!

結婚式は、ゲストが新郎新婦のことを知るだけでなく、新郎新婦がゲスト皆様のことを知る素敵な機会でもあります。
そういった意味で、このゲームはとっても良いアイディアだと思いました!

そして、最後の質問は、お馴染みの
「新郎新婦の幸せを祈っている人!」
で全員立ち上がってくださいました。


2016年11月2日水曜日

乗りに乗ってるDomhnall GleesonとBurberryのショートフィルム

昨日11月1日にBurberryのYoutube公式チャンネルでショートフィルムが紹介されました。
Burberryの創業者トーマス・バーバリーのお話です。
これが映画の予告で、2時間の映画として見られたら良いのに!


主演は、今最も旬な俳優Domhnall Gleeson
(日本語表記だとドーナル・グリーソン。発音はドムナル・グリーソンに近いです)
アイルランド出身の俳優です。

アバウト・タイム』『アンナ・カレーニナ』『レヴェナント』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ハリー・ポッター』『わたしを離さないで』『エクス・マキナ
と近年、話題作には必ず出ているドーナルですが、
今後はプーさんの作家A.A. ミレンの生涯を描いた作品と、ピーターラビットについての映画に出演したり、2017年も彼から目が離せないです!


こちらは、ドーナルが家族と一緒に企画したアイルランドのホスピスのチャリティImmatürity For Charityで発表されたミュージック・ビデオです。

弟のブライアンとドーナルが童心に返っている姿がなんともかわいらしいです!

ドーナルは、アイルランドではいくつかのコメディにも参加していて、それが結構面白いです。
1つめはImmatürity For Charityでのコメディで、2つめはYour Bad Self
Your Bad Selfから、ショートコメディ「X-MEN」をご紹介します。


スーツ店のちょっとオタッキーな販売員(ドーナル・グリーソン)が、接客もしないでX-MENになりきってしまう。
上司に怒られても、やっぱりX-MENになってしまう。
ただそれだけなんですけど、面白いのはやっぱりドーナルの演技力のおかげ。

多彩なドーナル・グリーソン、注目の若手俳優です!

2016年10月31日月曜日

披露宴ゲーム その1

市役所の結婚式は終わったら、披露宴の時間です。
みんなで披露宴のレストランに移動します。

披露宴のスケジュールは、
コクテル

ゲーム その1

前菜

魚料理

ゲーム その2

肉料理

ゲーム その3

ケーキ入刀

立会人のサプライズ

デザートとコーヒーのサーブ

ということで、フランスの結婚式では、ご飯の間にゲームをします。
この準備もまた、凝り出すと止まらない…笑

1つ目はコクテルの後のゲームです。
こちらは2部制。
まずは、座席表のボードで自分の名前を見つけます。
裏には、「○○な人を見つけてください」というヒントが書いてあって…
AさんはBさんを見つける…
BさんはCさんを見つける…
CさんはAさんを見つける…
という風にヒントが作成されているので、最終的には3人組のグループが出来上がります。

このゲームが終わる頃には、ゲストみなさんが色んな人とおしゃべりしているので、仲良くなれます。

3人組のグループができたら、今度は本番。
Connaissez-vous bien Yumi et <夫の名前> ?
夫と私についてのクイズです。
パネルや写真なんかも準備して、色々なクイズを準備しました。
クイズの内容は、
1. この写真はどこで撮られたでしょう?(ヨーロッパの友達へのボーナス問題)
2. Yumiが初めて400mの陸上の大会に出たのはいつでしょう?(日本の家族・友達へのボーナス問題)
3. 夫が初めてアメリカに旅行したのはいつでしょう?(フランスの家族へのボーナス問題)
といった感じで、必ず3人組の誰かは「この答え知っている!」
…となる予定だったんですが、両親や兄弟・親友たちでさえも
「あれ、これいつだったっけ?」となったりして、みんなで笑っていて楽しそうでした。

グループ毎に答案用紙にクイズの答えを書いてもらって、コクテル後のゲームは終了です。
1位のグループと2位のグループは、フランスと日本のお菓子を賞品として贈呈させていただきました。
フランスのお菓子は、リヨンの老舗BernachonのPalet d'or
日本のお菓子は、金沢の落雁諸江屋のLa KuGan
諸江屋さんのLa KuGanは紅白の折り紙をイメージしたパッケージが結婚式にぴったりで、フランスのゲストの方にも好評でした。

2016年10月29日土曜日

キムチを手作りするの巻

パリ在住のベテラン先輩方からは「そんなの普通よ〜」って言われそうですが、キムチを手作りしました!

東京に住んでいた頃は、キムチは買うのが当たり前でしたが、それを手作りするなんて!
私も一端の海外在住組だ!とちょっと誇らしくもあったり、なかったり 笑

レシピは、こちらを参考にさせていただきました。

白菜とナンプラーは、パリのスーパーでも普通に見かけるので、
なんで今まで作ってなかったんだ!
っていうくらい、キムチって実は海外でも作りやすいレシピなんです。

長ネギとニラは、シブレットで代用しました。
そしてりんごがたまたまなかったので、代わりに人参をすりおろして入れました。

出来上がりは、あのキムチの赤!というよりも人参のおかげでオレンジ色のキムチになりました。これもご愛嬌ということで 笑
韓国の唐辛子は、あまり辛くないそうなので、沢山使うんだそうです。
そうすると、キムチは赤くなるんですね。
私は、普通のフランスの辛い唐辛子を使ったので、しっかり辛いけど、オレンジ色のキムチになりました。

でも、ちゃんとキムチの味がする!お、おいし〜い!!!

塩辛を入れると乳酸菌が増えて良いそうなので、塩辛の代わりにするめをハサミで切って入れました。
(せめてもの頑張り 笑)

容器は、もちろんフランス製のPYREXで!


作ってみた感想。

キムチって、お味噌を作る時みたいに時間がかかるのかと思ったら、漬けたその日から食べられるのだそう。
でも、味が馴染んだ3,4日後くらいが食べごろがそうです。

でもその反面、白菜を塩漬けにするのに2,3時間、水切りをするのに2,3時間かかるので、その日の夜に食べたいと思ったら、朝から仕込むべし!

海外に住んでいると、日本で食べていたご飯が恋しくてたまらない。
でもこうやって、自分でなんでも手作りしてしまおう!と考えてしまうのも、実は楽しかったりするのです。

さぁ、キムチは作った。
あとは豚バラを見つけなければ!
これがフランスでは至難の技なんだなぁ。

2016年10月27日木曜日

結婚式当日!市役所編

市役所の人に呼ばれて、みんなでSalle de Mariageに入りました。
フランスの国旗とオランド大統領の写真が必ずあります。

椅子がダダーッとあり、1列目は新郎側の立会人と新婦側の立会人、そして新郎新婦が座り、2列目以降が家族と友達…という具合に座っていきます。

市役所の人が「この大変おめでたい日に…」と結婚とは、2人が一緒に暮らすとは…とスピーチをし、acte de mariageを読み上げます。
このacte de mariageには、新郎新婦の出生地や誕生日、両親の名前、立会人の住所といった細かな情報が記載されています。
加えて、「結婚したら、共に助け合わなければいけません」「将来子供ができたら、その子供の教育に対してあなた方は責任を負わなければいけません」などとも記されています。
これを途中までひたすら読み上げて、途中で
Consentez-vous à prendre pour époux(épouse) Monsieur(Madame) (新郎あるいは新婦の名前) ici présent ?
と聞かれるので、元気に大きな声でouiと言いましょう。

Ouiと言ったらすぐに誓いのキスをしていいのかと思ったら(実際に、今か今かと待ち構えていた花嫁、ここにひとり) 、
その後に指輪を交換します。(そりゃそうだ)
最後の市役所の人が厳かに
Au nom de la Loi, je déclare Monsieur (名前) et Madame (名前) unis par le mariage.
とおっしゃるので、キスはその後です。

「それでは今キスしてもよろしいんでしょうか?」と聞いた抜けた花嫁は、私です 笑

誓いのキスをした後に、書類に新郎新婦がサインをして、次の新郎新婦の立会人がサインをして、無事acte de mariageは完成です。
その場でlivret de familleとacte de mariageをいただき、めでたく式は終了。

その後は、salle de mariageでみんなと一緒に集合写真を撮ったりしました。

そして、ゲストの皆さんは市役所の外に出ます。
なんとなく恥ずかしいので、新郎新婦はまだ市役所の中にいます。

だいたいの場合は、この後新郎新婦が市役所から出てくる時に、コンフェティやライスシャワーをしますが、私たちは準備しませんでした。
simple is the bestというモットーに則った経費削減、否、そこまで気がまわらなかったよ

ちなみに環境保全のため、私たちの市役所ではコンフェティやライスシャワーは禁止でした。
フランスの市役所ではそういうところは珍しくなく、代わりにシャボン玉シャワーとします。
ゲストみんながシャボン玉をふくのです。
これはお子さんのゲストが多い時には、あとでおもちゃになるので、bonne idéeだと思います。

この後、車でいらっしゃったゲストに相乗りさせてもらってみんなでホテルに移動しました。

思い返してみると、
うわああ、いよいよ結婚するんだああああ!という気持ちが高まって、ところどころ記憶が飛んでおりました。
でも間違いなく今までで1番幸せな日でした。




2016年10月25日火曜日

結婚式当日!準備編

遂にこの日がやってきました、結婚式当日!

朝は8時半くらいに起きて、朝ご飯をしっかり食べる。
これ大事です。朝ご飯をしっかり食べないと後でガソリン切れになってしまうので。

午後11時くらいに、美容室に行って髪の毛をセットしてもらいました。
もちろん、ここはフランス。
「前開きの服を着てきてくださいね」
なんて気の効いたことは言ってくれません。
(むしろ、それくらい自分で考えてねというスタンス)

高校の卒業式と、成人式と、大学の卒業式の着付けの経験で、髪の毛をセットしてもらう時は前開きの服を着るというのが頭にインプットされていて良かったです…

髪の毛を無事にセットしてもらって、夫の実家に戻り、お昼ご飯。

ご飯を食べたら、夫や義理の家族とはバイバイして、親子水入らずに。

両親の泊まっているChambre d'hôteの方に了解を得て、私も両親の部屋で着替えとメイクをさせてもらいました。

前日のフィッティングでもキツキツだったドレス、(お昼ご飯を少なめに食べたのにも関わらず)入らない…
最終的に、父と母がウンウン唸りながらジッパーをあげてくれて、娘の花嫁姿が完成。

この後は、自分でメイクをして、準備は完成です。

両親も支度が整った頃に、カメラマンをお願いしていたドイツの親友がChambre d'hôteに到着し、家族水入らずで写真を撮ってもらいました。

両親が泊まっていたChambre d'hôteがこれまた素敵だったので、写真に映えるのです!

そうして、そろそろ市役所のRDVの時間が近づいてきたので、Chambre d'hôteの人に見送られ、両親とドイツの親友と4人で市役所まで歩いていきました。(徒歩3分の道のり)

市役所の前には既にゲストの皆様が集まっていて、日本から来てくれた高校の親友たちと目が合った瞬間、私も親友も涙が溢れてきてしまいました。

市役所の人に呼ばれるまで、みなさんにご挨拶したり、写真を撮ったり…

その後、いよいよお時間ですということになり、みんなでSalle de mariageに入室したのであります!

2016年10月23日日曜日

予約を取るだけなのに、一筋縄ではいかない…

2016年に配偶者ビザを日本で取得して、あっと言う間に更新の時期になりました。

学生ビザ(更新を1回した)、ワーホリビザ(更新不可のビザ)を経験しているのですが、やはりいつまで経っても、ビザ関連の手続きは緊張する。
いや、移民だからこそ、いつでも緊張するべきだとは思うのですが…

「配偶者ビザは、期限が切れる6ヶ月前からwebで予約取れますからね」
とOFIIで念を押されていたので、期限が切れるちょうど6ヶ月前にpréfectureのサイトに行ってみました。
つい最近のお話です。

必要事項を入力しても
「まだ早すぎます。期限が切れる6ヶ月前になってからアクセスしてください」
とのメッセージが出ました。

期待を裏切らないフランス!

翌日も同じメッセージ…
翌々日も同じメッセージ…

4,5日過ぎてアクセスしてみると、次のページに進めました!
次のページでは、国籍と住んでいる区を選びます。

ちなみに、このページで、やっと必要書類リストのリンクが見られました。パリの場合、préfectureのサイトには、配偶者ビザ更新の必要書類リストはどこにも載っていません。
このページにアクセスしてやっと見られます。
すっごい不親切!
私がアクセスした時の必要書類リストはこちらでした。

国籍と住んでいる区を選んでaccéderをクリックすると…
「残念ながら、あなたはwebで予約を取ることができません。01 56 95 26 80に電話してください」

な、なにぃ!??

やってくれるぜフランス!

その後、疲れて2日ほどアクセスも電話もしないでいたら(本当は良くないのだけれど)、次にアクセスした時には、国籍と住んでいる区を選んでaccéderを押したら、すんなりカレンダーが出てきました。

この時点で、期限が切れる5ヶ月3週間前くらいなのですが、既に年明けしか空いていない…

配偶者ビザは、1回目の更新は必ず配偶者同伴でなければいけません。
なので、予約を取る時は、自分の仕事の都合だけでなく、パートナーの仕事の都合も確認しておきましょう。

2人の予定を確認して、無事に年明けに予約を取りましたれた。
配偶者ビザの更新は、シテ島のpréfectureです。
(学生ビザの更新の時は、クリニャンクールの治安悪いpréfectureでした…)

2017年、最初の大仕事がビザの更新になってしまいましたが、それも良しとしましょう。
ただただ無事にビザが更新できることを祈るのみです。

2016年10月21日金曜日

ラーメンより罪悪感少なめ、でも満たされる!Les Pâtes Vivantesの麺

今はもうすっかり、秋まっただ中。
皆さん、冬のコートにマフラーです。
でも意地でニット帽は被ってない、という感じ。
(私も意地で、冬のコートではなく秋のコートで頑張る 笑)

そんな季節になったら温かい麺が食べたくなるものです。

ラーメンも大好きなのですが、いつもいつもラーメンを食べに行くわけにはいかない。
(と、一応体のことも考えてみます 笑)
そこでおすすめなのが、Les HallesにあるLes Pâtes Vivantesです。(9区にも、そしてリヨンにもお店があるそうです。)

お手頃な値段で、手打ち麺が食べられる中華料理店です。

私がよく頼むのは、牛肉と小ネギの麺。9.80ユーロです。
お出汁の効いた優しい味のスープと手打ち麺が絡まって、とても美味しいのです。

夏になると、冷やし中華のような冷たい麺もあって、これまたスパイシーで美味しいです!

前菜も、野菜炒めなど色々な料理があるので、大勢で行って分けっこするのも楽しそうです。

フランスに住んでいると定期的にやってくる
バターやオリーブオイルのフレンチじゃなくて、私は醤油ベースの料理が食べたいんだー!
という心の叫びを満たすのに、手軽に入れる便利なお店です。

夜は20時頃から混雑してきますが、予約をしなくてもあまり待たずに入店することができます。
お昼は、近くのオフィスで働く人で混雑しています。
テイクアウトもできるそうなので、いつかチャレンジしてみたいです。

Les Pâtes Vivantes
46 RUE DU FAUBOURG-MONTMARTRE - 75009 PARIS

3 RUE DE TURBIGO - 75001 PARIS

9 RUE MERCIÈRE - 69002 LYON

2016年10月19日水曜日

あっと言う間に結婚式前日

さて、あっと言う間に結婚式前日になりました。

前日に、私がしたこと
ウェディングドレスのピックアップ
美容院で最終ブリーフィング
ネイル
結婚式当日および翌日に必要なものを旅行カバンにまとめる

ウェディングドレスのピックアップ
ピックアップの前に最後にフィッティングをしたら、まさかの、後ろが締まらないという状況…
それでもなんとか締まったので、お店の方にお礼を行って、ドレスをピックアップして退散。

急いで美容院の最終ブリーフィングへ。

美容院で最終ブリーフィング
正直こんなに早く結婚するなんて思ってなかったから、大学の卒業式の後、伸ばしていた髪をばっさり切ってしまっていました。
(高校の卒業式でも成人式でも大学の卒業式でも袴や振袖を着るために、髪を伸ばしていたのに、肝心の結婚式では髪が短いという失態…笑)

美容師さんに「ボブで、髪をアップになんか出来ないよ〜」とぶつぶつお小言を言われながら、どうやら髪をまとめてもらい、当日の髪型が決定。
髪飾りは、日本から持ってきていたものを使う事にしました。
美容師さんに「明日もよろしくお願いします」とご挨拶して、退散。
夫の実家に急ぎます。

ネイル
家に帰って、一息ついて、ネイルをしました。
これまたYves Rocherで購入した、ピンクベージュのネイルを自分で塗りました。
乾くまでの間、つかの間の静かな時間を過ごしました。
(爪が乾いてないので、動けないだけ 笑)

結婚式当日および翌日に必要なものを旅行カバンにまとめる
ネイルが乾いたら、旅行カバンに化粧道具、着替えなどを準備しました。
披露宴が終わった後は、レストランの近くのホテルに泊まるので、そこで「着替えが無い!」とならないようにするためです。
ここで、もう1度忘れ物はないかチェックをしました。

私が色々なところに行っている間、夫は披露宴会場のレストランで黙々と飾り付けをしてくれていました。
ありがとう!

最後にお肌をしっかり保湿して、翌日のJour J備えて早く寝ましたとさ。

2016年10月17日月曜日

フランスの引き菓子

フランスの結婚式でも引き菓子があります。(逆に引き出物はありません)

フランス語ではDragéesと呼ばれていて、アーモンドを砂糖でコーティングしたものを指します。
他にも、アーモンドをチョコレートコーティングしたものも、よく見かけます。

せっかくの日仏カップルの結婚式ということで、 フランスのゲストの方には和菓子を、日本からのゲストの方にはフランスのお菓子を準備しました。

和菓子は、フランス人の口にも合いそうな白あんのお菓子を、東京の和菓子屋さん紀ノ国屋で買い求めました。
(スーツケースいっぱいに引き菓子を詰めて、フランスに持ってきてくれた両親に感謝しています)
こちらは、ゆすらの赤だけを6個入りで箱詰めで購入しました。
ゆすらの化粧箱はピンクの和紙が張ってあってとってもかわいいので、フランス人のゲストにも大好評でした。
このゆすら、味はちょうどかもめの玉子を素朴にしたような感じ。
美味しい!と好評でした。
みなさん、箱ごと家に持って帰ってくださったのが嬉しかったです。

フランスのお菓子は、リヨンのショコラティエ・ベルナションの小さいPalets d'orの詰め合わせにしました。
色々な商品のなかでも、こちらが1番、カカオの風味が豊かで美味しそうだったので!
(と言っても、本当にどれも美味しそうでした!)
濃厚なチョコレートに金粉がパラパラッとかかっていてゴージャスです。
私が来店した時には、日本のvendeuseさんがいらっしゃって、親切に商品について説明してくださりました。

こうして、引き菓子も無事に購入して、少しずつ結婚式当日に近づいていくのでした。

2016年10月15日土曜日

お仕事カバンの中身

パリではすられないように、お仕事カバンの中身もスマートにしたいものです。

お財布
基本的にカルト・ブルー支払いなので、現金はあまり入っていません。
すられないように、カバンの底に入れておきましょう。
大学1年の時から使っているAnna Suiのお財布を使っていますが、次もし買い替えることがあったら、ノーブランドの高そうじゃない普通のお財布を買おうと思います。
(パリの鉄則、高そうな物は所持しない!)

化粧ポーチ
口紅とアイシャドーと香水アトマイザーだけです。あ、小さい手鏡も忘れずに。
ポーチはYves Rocherでもらったちょうど良い大きさのポーチです。
アトマイザーは今は懐かしい日本のブランドNACON。お気に入りです。

パリの地図 
本屋さんでよく売ってる、青い背表紙のやつです。5ユーロくらいです。
区毎に全ての道路の名前が書いてあって、メトロの路線図やRERの路線図などが載っているので、とっても便利!
外回りの時の必需品です。
これを街で開いていると、すぐに「無力な観光客」スタイルになってしまうので、包装紙で表紙をつけています。

電子辞書とフランス語帳
覚えたい単語はすぐにCASIOの電子辞書で調べて、フランス語帳に記入しておきます。
ちょっとしたすきま時間に、フランス語帳を読み返して復習しておきます。
まとまった時間は取れないので、ちょこちょこ復習しないと、結局復習する機会を失ってしまいます…

スカーフ
夏でもいきなり涼しくなったりするので、年がら年中カバンの中にはスカーフが入っています。
無地だったりシックな柄のスカーフだと、どんなシーンでも対応できて◎

ハンカチ・ティッシュ
ここらへんは遠足のしおりと同じで、いつでも必需品です。

お弁当
これを忘れたら、オフィスの近くの適当なお店で適当に買います。
ただし、ここはパリ。割高感がぬぐえません 涙

NAVIGO 
これを忘れたら、自腹でオフィスに行かないといけません。
パリ市内1回券は2ユーロ弱。
往復で4ユーロ弱の出費です。
日本に比べたら、財布に優しい!

携帯の充電器
いつもカバンに忍ばせておきます。

チョコ・あめ玉
小腹が空いてたまらなくなった時に。
乾燥が気になる季節には、のど飴は欠かせません。
日本から持ってきたのど飴をなめたり、フランスの薬局で売ってるのど飴をなめたりします。
薬局の人におすすめを聞いてみましょう。

名刺入れ
社会人だろうとなんだろうと、無印の名刺入れは無敵だと思う。

消毒ジェル
不衛生なフランスでは必需品です。毎日10回くらい使っています。
モノプリで2ユーロくらいで買えます。フランスの手ぴかジェル。

エコバック
エコバックの重要性はこちらにて語らせていただきました。
お仕事帰りにスーパーで買い物をする時などに便利です。

これらをコンパクトにまとめたら、お仕事カバンのいっちょあがり。
来週もまた、お仕事に励みましょう!

2016年10月13日木曜日

秋色リップが買いたくなったら…

季節が変わると、新しい口紅が欲しくなります。
この前YSL Rouge Volupté Shineを買ったのに、ボルドー色が欲しくなってしまって…

口紅を変えると気分もわくわくします。仕事も頑張れそうな気がする!
ということで、フランス版ちふれYves Rocherで買ってきました。
(ちょうど、お誕生日クーポンもあったので…)

買ったのは、Rouge Brillance Végétale 
こっくりとした秋用のリップが欲しくなったので、SienneとCerise Noireを買いました。
クーポンを使って、12.90ユーロ。うん、高くない!そして、もう今年は口紅買いません…(自戒)

Sienneはブラウン系の赤色、Cerise Noireはザ・ぶどう色のボルドーです。
これが、また2つとも素敵な秋色リップなんだなぁ!

実は、秋色リップって「色が濃すぎるんじゃ…ゴシックルックにならないかしら…」と今まで敬遠していたんです。
でも、オフィスカジュアルには、秋色リップみたいな濃いめの色がすっごく似合うということを発見しまして!
(というのも、メトロで秋色リップが素敵なOLさんを見かけたんです)

濃すぎない自然な発色にする方法は、口紅を左右に引いて伸ばすのではなく、唇の上でポンポンとのせること…
1回塗ったらティッシュオフをして、もう1回ポンポンとのせることをお忘れずに!
こうすれば、口紅が1日中長持ちします。

シンプルな服装(黒のズボンに、白色のシャツ=70%の私の服装)でも、秋色リップをつけたら、秋のオフィスルックになりますし、
春になってピンクのリップをつけたら、春のオフィスルックに!

「メイク道具で1つだけ使ってメイクしてください」と言われたら、「口紅!」と迷わず答えるほど、実は口紅が好きなんです。
持っている口紅は、ちふれが2本、Diorが1本、YSLが2本、Yves Rocherが今回で合計6本…
…はい、もう既に口紅アディクトですね

朝起きて、「今日はどの口紅をつけていこうかしら?」から始まり、口紅に合わせて服装を考える。
そうして、会社に行って1日お仕事を頑張るのが、私の毎日です。

2016年10月11日火曜日

フランスでビニール袋が復活している!?

最近、禁止されているはずのビニール袋をスーパーやお惣菜屋さんで見かけるようになりました。

7月にビニール袋が禁止されて以来、
パン屋さんでもビニール袋がもらえなくなり(たとえ大きなケーキを買ったとしても、そのまま箱ごと渡されます。袋が欲しかった30サンチーム払って紙袋を買います)、
スーパーでもビニール袋がもらえなくなり(野菜の量り売りコーナーのビニール袋も紙袋に代わりました)、
私の周りでは、唯一ビニール袋が無料でもらえるのがお肉屋さん。
これは、衛生の面で、ビニール袋がもらえるのだと思います。良かった良かった。

良かったと思っていたら、最近スーパーのレジで、有料のビニール袋が置いてありました。
お客さんがかなりの頻度で
「あれ、ビニール袋って禁止じゃなかったですかね?」
とレジ係の方に聞いていました。

レジ係の方によると
「このビニール袋は、再利用したプラスチック資源を使っているので、合法なんですよ」とのこと。
…そうなんですかね?
ここのところは、ビニール袋のニュースを聞いていないので分かりませんが、とにかくビニール袋が復活しているのはスーパーだけではありません。

この前、中華料理屋さんでテイクアウトした時も
「この袋はプラスチック資源を再利用して作られました」
と書いてある袋に料理が入っていました。
こちらは無料でした。

7月からは、ビニール袋はもらえない前提でエコバックをカバンに忍ばせる生活を徹底していたので、
「なんだ!ビニール袋要りませんって言っておけば良かった!」とちょっと後悔しましたが、せっかくいただいたビニール袋なので、大事にとっておいて旅行の荷造りの時などにありがたく使わせてもらおうと思います。

でも、このままビニール袋が復活したらちょっと残念!

2016年10月9日日曜日

フルタイムで働いていても、毎日(ゆるく)運動する方法

この夏はジム・スウェドワーズに週2回通って、運動していました。
バカンスが明けて、お仕事が忙しくなって、気がついたら、
お家に帰ったらご飯を食べてリラックスタイ〜ム な毎日になっていました。

ただし、これじゃいかん!
これから冬に向けて、こってりしたものが食べたくなるし(グラタン、ラザニア、リゾットなどなど)、ノエル休暇は食い倒れ週間になるし…

それに、なんだか最近太ってきた?ような気もするし…

これは、運動するしかない!

…しかし、週5日働いて、土日は土日で家事をして、ジムに通う気力などとても、あたしにゃありません。

では、どうするか?
帰宅後は、どうしてもリラックスモードなのでワークアウトする気分にはなれません。
運動は、私が1番フットワークが軽くなっている時にするべき!
(決して、部屋着でご飯食べて、その後ソファでぼーっと本を読んでいる時ではなく 笑)

そこで考えました。
 私が1番フットワークが軽く、集中している時はいつか?
それはズバリ、職場にいる時。

お昼ご飯を食べる前に5分間、コーヒーを淹れる5分間、そういう小さな隙間時間を見つけてはスクワットや体幹トレーニングをしています。
こういうふうに運動していないと、私にとって定期的に運動をする時間はありません。
Je suis très casanière!
casanièreという単語は私のためにあるのではないか!というほど出不精です。

それでも良いんです。
「毎日、(ゆるくだけど)ちゃんと運動しているんだ」っていう(ゆるい)事実が、ちょっと嬉しいんです。
そして「運動していることだし、体に良いものを食べよう!」っていう気持ちになります。

運動すると、体にポジティブなエネルギーが溜まってきて
「体に良いものを食べよう!」「早く寝て、早く起きよう!」「ダラダラ過ごさずに、毎日キビキビ動こう!」と思うようになりました。

別に痩せようとは思っていません。現状維持でいいんだ。
(この前誕生日を迎えて、新たな境地に到達しました 笑)

ちなみに、ワークアウトの参考にしているのはBallet Beautiful
『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンも、役作りのために実践したというBallet Beautiful

ヨガマットを使ったエクササイズが中心です。
(とっても稀なことだけど)お家でエクササイズする時なんか、10分前後のビデオ1本分やるだけで、結構疲れるんです。
ちゃんと運動してるぜ!って感じがまた心地よい!

2016年10月8日土曜日

パリでどうしても海鮮丼が食べたくなったら…

パリでどうしても海鮮丼が食べたくなったら…

1. パリの日本食レストランに行く!
  決して、「これ、日本ならもっと安くて美味しいのになぁ」と思ってはいけない。
  身の丈に合った幸せをありがたく思おう。

2. 自分で作る!(でもスーパーで買える気軽な食材で)
  考えてみました。そしたら目から鱗です。レシピを思いつきました。
  「え、それ邪道じゃね?」と思われるかもしれませんが、これを食べれば、
  「海鮮丼が食べたい!」という欲望は満たされます。

レシピは以下の通り
・スモークサーモン(好きなだけ。欲望のままに)を、お刺身のサイズに切る
・タッパーに醤油、味醂、鰹節、ごま油を適量入れる。これが漬けダレ
 私は、ここに柚子胡椒を入れるのが好き
・タッパーにスモークサーモンを入れて、半日漬ける
 この半日の間、頭の中は海鮮丼でいっぱい
 海鮮丼が食べたい!っていう気持ちがMAXに
・ご飯をよそって、上に漬けたスモークサーモンをのせる
・刻んだ海苔をたっぷりのせて、いただきまーす!

これなら、パリでもいつでも海鮮丼(もどき) が食べられる!
いいんです、スモークサーモンでも。
いいんです、漬け丼でも。
これは海鮮丼なんだ。美味しいんだよ。

これをかき込んで、「ふーっ!幸せー!」ってやるのが、パリのささやかな私の楽しみなのです。
皆様も、よろしければお試しあれ!

2016年10月6日木曜日

あと1品に、お弁当に…お茄子の焼き浸し

今年の夏はよくお茄子を食べました。

フランスでも茄子は気軽に買える野菜です。
ズッキーニ、キュウリよろしく、フランスの茄子は日本のに比べてとっても大きい!

私はよく、お茄子を3センチくらいの厚さの銀杏切りにして、焼き浸しを作ります。
これが、美味しいんです!

・フライパンにごま油をひく
・3センチくらいの厚さで銀杏切りにしたお茄子をいれ、強火で一気に両面を焼き上げる
・お醤油を適量入れる。
 この時に、まんべんなく全てのお茄子に行き渡るように、
 フライパンを動かすことが大事です。

・千切りにした生姜を適量、入れる。
・蓋をして、弱火で5分くらい放置。
 Bon appétit!

ごま油の香りと、お醤油の香ばしさと生姜の風味がもうたまらん!
ご飯が進む1品です。

私は、お弁当のおかずとしていつも作り置きしています。
お弁当にお茄子の焼き浸しが入っていると、ちょっとテンションが上がります。
先週なんか、5日間ずーっとお弁当にお茄子の焼き浸し入ってても毎日嬉しかったもんね 笑
(入ってたもんねとか言いながら、同じおかず入れてたのは私本人なのですが)

我が家では夕飯は軽め、朝はザ・フランスの朝食なのでとても軽め(フランスパンにジャム塗ったのと、お紅茶。以上)、
つまり大事なご飯は、お昼ご飯なんです!

私の場合は、お昼ご飯はお弁当なので、私が栄養のある食事を取るかは私にかかっている!
そうなると、ますますお弁当作りは大事なので、できるだけ野菜を多く摂取したいものです。
そんな時、いくらでも食べられちゃうこのお茄子の焼き浸しは優秀メニューなのです。

これからもお茄子が出回らなくなる晩秋まで、食べ続けたいとおもいます!

2016年10月4日火曜日

あとは壮大なDIYが待っているだけ

ウェディングドレスを選んだので、あとはひたすらDIYです。

フランスでは、ゲストみなさんが胸につけるコサージュ、そしてゲストの皆様の車の飾り付けをします。

フランスの結婚式では、 市役所から教会あるいは披露宴の場所に移動する時、ゲストはそれぞれの車で移動します。
電車で来たゲストは、他の車で来たゲストに相乗りさせてもらいます。

なので、車の飾り付けをするのは、お祝いの気持ちを表すとともに、 みんなで車で移動する時に迷子にならないためでもあるのです。
前方と後方、そして両側のバックミラーにリボンやお花をつけたりします。
先頭を走るは、新郎新婦の車。
こういう機会のためにオシャレな車をレンタルしたりします。
そして、みんな後に続いてクラクションを鳴らしながら、教会や披露宴に移動します。

…が、私たちは車の飾りつけはしませんでした。コサージュも準備しませんでした。
経費削減というか、そこまで気がまわらなかったというか…笑
うん、私たちの結婚式のモットーはsimple and tastyなのです(と言い聞かせてみる…)

それでも、結構なDIYがあったんですよ〜

・テーブルに置くゲストの皆様の名札
・メニュー
・座席表
・30個のペーパーポンポン
・ゲームの準備
・諸々の買い出し
・Livre d'orの準備
・インスタックスの準備
そして、最後に披露宴のレストランの飾り付け

では、順に見てまいりましょう。

・ テーブルに置くゲストの皆様の名札
こちらは、フランス語と日本語の両方で表記しました。
「わぁ、私の名前って日本語だとこういう風に書くのね!」と感動してくださるフランス人のゲストの方、多数。
作りがいがあるというものです。

・メニュー
「メニューはご自身で準備していただく形になります〜」とレストランの人に言われたので、
はい、自分で作りました。
こちらは、フランス語版と、日本語版を作りました。
テーブル毎に2,3枚置くことにしました。
この方が、隣の人と仲良くおしゃべりできるかなと思いまして…

ちなみに、メニューは

〈前菜〉
海緋鯉のガレット タプナードソース
空豆とバジルのサラダ 

〈お魚〉
舌平目のロール ムール貝のクルスティヨン 
サフランとハーブのソース 
〈お肉〉
鴨のマグレ 蜂蜜とモミのソース
ジャガイモと季節の野菜

〈チーズ〉
フロマージュ・ブランの生クリーム添え
サン・マルスラン

〈デザート〉
ウェディングケーキ
ガトー・オ・ショコラ
季節のフルーツのケーキ

コーヒー

・座席表
みなさんができるだけ打ち解けられるように、座席を考えました。
テーブルの名前も、日本風に高砂、末広…としてみたかったのですが、フランス語で訳すのが難しいので、季節に合わせて樹木の名前をつけました。
フランスには、日本のような高砂席はないので、ゲストの方と一緒にご飯が食べられるのが嬉しい!

・30個のペーパーポンポン
よく、小学校の入学式・卒業式のために作っていた紙でつくるお花。
それを5倍くらい大きくしたものを作って、天井から吊るすことにしました。
というのも、レストランの天井にはたくさんフックがあって、これを利用しない手はない!と思ったのです。
吊るす時は、糸の長さをそれぞれずらして、 宙に浮いているようなイメージにしました。
お花を作る半紙のような紙は、amazonで買いました。
安いのがたくさん売ってました!

・ゲームの準備
フランスの結婚式は、お食事が一皿終わる度にみんなでゲームをします。
私たちの場合は、コクテル(お食事の前の立食のパーティー。ここで軽く飲みます)の後、お魚の後、お肉の後にゲームをしました。
チーズの後は、友人がサプライズを準備するとのことで、私たち新郎新婦はノータッチ。(ありがたい!)
 ゲームの内容は、また別の機会にでも書かせていただきたいと思います

・諸々の買い出し
テーブルランナー(chemins de table)やロウソク、椅子にかぶせる布(housses de chaise)、ガーランド(guirlande)やらを買いに、あっちに車を走らせ、こっちに車を走らせ…
義理の両親が一緒に手伝ってくれて、本当にありがたかったです!

・Livre d'orの準備
ゲストの皆様がメッセージを書ける本のことをlivre d'orと言います。
Livre d'orとググると、分厚いページのたくさんあるものが出てきます。
私たちは小規模の結婚式なので、可愛いノートブックを地元の本屋さんで買ってきました。

・インスタックスの準備 
フランスの結婚式で最近必需品になっているのがインスタックス!
ゲストのみなさんで写真を撮って、Livre d'orを貼るのです。
これは、フランスの友人に手配をお願いしました。

あとは、おまけでたくさんの折り紙を作りました。
これは、空いたスペースに置いておいたり、子供のゲストさんに遊んでもらうためにです。
子供のゲストさんに人気だったのか、カエルとカメラ!
気に入ってて、披露宴の後に持って帰ったらしく、翌日のブランチにも持って来てくれました!
ありがとううううう
おばちゃん、作った甲斐があったよ〜

ということで、このDIYたちが、1番時間がかかった!
全てが終わったのは、結婚式の2日前だったのでした…

その後、結婚式の1日前、つまり前日に、義父と義兄と夫と私で披露宴の飾り付けを全部やったのです!
(義母は、私に両親のためにお料理を作ってくれたり、男性陣のシャツにアイロンをかけたり、「Yumi、そういえばネイルはした?」と私を気にかけてくれたり…ありがたい限りです)

それでも、飾り付けは1日では終わらず、結局、男性陣で結婚式の当日の午前まで飾り付けをしました。
女性陣?
女性陣は、朝から美容院でてんてこ舞いの忙しさなのです 笑

さぁて、次は結婚式当日!

2016年10月2日日曜日

パリから朝ドラ談義

昨日は、とと姉ちゃんの最終回でした。
宇多田ヒカルさんの主題歌と、高畑 充希さんの演技が素晴らしかった作品でした。
(高畑充希さんは『夫婦道』の時から好きです) 

最後にととに会えた時の涙が常子の頬を伝うシーンは泣けました。
日本に帰ったら、暮しの手帖を買ってみたいです。

次の朝ドラ「べっぴんさん」を楽しみつつ、勝手に個人的に大好きな朝ドラを振り返ろうと思います。

カーネーション
これは、"ごっつう面白い"ドラマでした。
毎日わくわくして観ていました。文句無しに面白かったです!
ちょっとセンチメンタルになって胸がきゅーんとするドラマです。
何より小野真千子さんの演技が抜群!
3ヶ月に1回は観返すほど好きです。
(でも、だいたいの場合は、小野真千子が出ている127話までにしてしまいます) 
好きなシーンは、デパートの制服を作るところ!
それと、奈津と糸子が話してるシーンは全部!

あとは、おかあちゃんとおとうちゃんが再会して、お酌をしてあげるシーンも…
挙げだしたらキリが無いくらい、好きです。

ちりとてちん
要は、私は家族の団らんとか人とのふれあいとか、そういう胸がきゅーんとなる内容が好きなんです。
このドラマは、それに加えて落語がテーマ。
いやぁ、良かったですねぇ…

芋たこなんきん
藤山直美さんと國村隼さんのコンビが最高でした。
でも観たのがずいぶん前だったので、もう1回観たいな〜って思ってます。
再放送してくれないかしら!

あまちゃん
これは、衝撃的な面白さでした!
俳優さん皆様当たり役ですっごく面白かったです。
さすがクドカン!

あぐり
オープニングのお花が綺麗だったのを覚えています。
野村萬斎さんは良かったなぁ...

マッサン
ちょうど、夫と私の間で結婚の話が出てた頃の朝ドラでした。
タイムリーな内容で、よく涙ぐんでました…
私も、海外に嫁いで来た身ですもの (とか言って、オーバーすぎる 笑)
シャーロット・ケイト・フォックスさん、玉山鉄二さん、堤真一さん、濱田マリさん、良かったなぁ!

ちゅらさん
こちらも本当に良かった!
国仲涼子さんの笑顔にやられました〜
小学生の時、毎朝これを観るのが楽しみでした!
あと「似ている!」のシーンがすっごく好きなんです。

てるてる家族
こちらは、どうやら『とと姉ちゃん』と同時期に日本では再放送されていたようです。
オープニングの刺繍がかわいかったです。
上野樹里さんが素敵だったのを覚えています。

2016年10月1日土曜日

何年か遅れて遂にYSL Rouge Volupté Shineを買う!

今更になってYves Saint LaurentRouge Volupté Shineを買いました。

数年前から日本でも人気の、口紅の輪っかが指輪やペンダントトップにもなる口紅です。
すっごく流行して、優秀すぎる!と評判だそうです。

世界中のビューティーYoutuberも口を揃えて絶賛するいわゆる
the lipstick everybody raves aboutなアイテムです。

でも、私はそんなRouge Volupté Shineの記事やビデオを目にしながら、
これ本当にそんなに良いのかな〜と半分疑っていました。

というのも、コスメはハイブランドではなく、ちふれ系で満足するタイプなんです。
フランスに来てからはYves Rocher系でした。
(Yves Rocherのお話はこちら)
ハイブランドとは縁がない生活でした。

それでも、巷で絶賛されているコスメがあると聞けば、SEPHORAで試してみたりもします。
でも、なんだか発色がいまいちだったり、「良い香り!」と絶賛されていても香りが個人的にNGだったり、ベタベタしたテクスチャーが苦手だったり…
私だけrave aboutできない…

ところがどっこい、このRouge Volupté Shineは違う!
これだけは自信を持って皆さんにおすすめします。
何の口紅を買おうか迷っている人は、迷わずYSLのRouge Volupté Shineを買うべし!
決してYSLの回し者ではない!

まず、口紅独特の科学物質の香りがしません。
YSLの口紅の有名な香り・マンゴーが、これまた人工的ではない爽やかな香り。
つい、上唇を鼻の近くに近づけてふんふん嗅ぎたくなります。
(分かります?上唇を鼻の近くに持ち上げる感じです 笑)

次に発色の良さ。
発色は良いのに、自分の肌にしっかり馴染みます。
よくある発色が良すぎて、自分の肌のトーンから浮いていて変だよぉっていう口紅とは全然違います!

そして、色モチの良さ。
今まで、会社では、お昼を食べたら口紅を塗り直していました。
でも、Rouge Volupté Shineは違う!
塗り直さなくても1日大丈夫なんです。
「口紅落ちてないかな」って仕事中に心配する必要がないので安心安心。

最後になんと言ってもテクスチャーの良さ。
するする〜っと伸びるテクスチャーが唇をぷるぷるにしてくれます。
化粧を落とした後でも、唇が潤っているのがわかります。
もちろん、リップクリームは不要!
というより、リップクリームの代わりにRouge Volupté Shineを塗っていたい。
そんなことしてたら破産するけど。(SEPHORAで36ユーロ。日本価格と同じくらい)

あと、おまけにパッケージがかわいすぎやしませんか!
やっぱりYSLのパッケージって可愛い!

実は、今回はYSL Rouge Volupté Shineを買う前に、DiorとChanelも試してみました。
小さい時の記憶で、母と祖母がYSLとDiorとChanelの口紅を持っていて、
「大人の女=YSLかDiorかChanel」
とずっと想っていたんです。そう、単純。
試してみた私の感想としては、Diorはちょっと色モチが劣る。Chanelは発色が劣る。

そんなわけで、SEPHORAで30分くらい試しまくってYSL Rouge Volupté Shineにしました。

そもそも、なんでハイブランドの口紅を買おうと思ったか。
それは、最近いわゆるun quart de siècleの年になったからです。
この年齢は、大人の女性というイメージがありましてですね…
それまでは、振り返れば20歳が見えるけど、
もうここまで来たら20歳を振り返るのではなく、30代を見据えて生きていくぞ。
そんな決心を否応無しにする、そんな年です。…だと思います。

お仕事も、これからの人生もがんばるぞ!とそんな想いで買ったRouge Volupté Shineです。
ちなみに、仏文科たる者、目に入る全てのフランス語に敏感になるべし。
voluptéとは官能や精神的な喜びという意味です。

2016年9月29日木曜日

フランス人にも大人気 ポテトサラダ

この前、ポテトサラダをフランス人の友達に振る舞ったら、思いのほか気に入ってくれたので、忘れないうちに記しておきます。
こうやって書き溜めていったら、いつか献立に悩まなくなるはず!
(ものぐさ主婦の独り言です)

ポテトサラダ5人分のレシピ
・食べる3時間前に、玉ねぎ1個を半分に切って、薄切りにして水に浸しておく
・食べる30分前に、キュウリ(フランスの普通のキュウリなら1本分、日本サイズなら3本分)を厚さ5ミリほどの銀杏切りにして、塩もみして放置しておく
・ジャガイモ中〜大を8,9個を水から茹でる
・ジャガイモが茹で上がる5分前に、みじん切りにした人参(1本分ほど)を入れて、ジャガイモと一緒に茹でる
 (人参が少し固く茹で上がるとなかなか美味しいです)
・茹で上がったジャガイモと人参を一緒に、ボウルに移す
・素早く大さじ2杯のお酢と大さじ2杯のマヨネーズを入れて、フォークでジャガイモを潰しつつ混ぜる
・水に浸しておいた玉ねぎと塩もみしていたキュウリも、水気を切ってボウルに入れる
・素早く全体を混ぜる

And it's that easy!出来上がりです。

フランスでもポテトサラダは人気ですが、ジャガイモとマヨネーズを混ぜただけというシンプルなタイプ。
日本のポテトサラダのように色んな野菜が入っていて、色々な食感が楽しめるのが新鮮だったようで、美味しいと気に入ってもらえました。
日本食を作る時は、副菜で結構悩んだりするので、好評のこのポテトサラダは定番メニューになりそうです。

2016年9月28日水曜日

念願の肉鍋を食す!

この前、ずっと行きたかった肉鍋を食べに行きました!
この1ヶ月間ずっと肉鍋を食べたくって、そのことで頭がいっぱいでした 笑
(私の食に対する執念!)
留学時代から仲良くしてくれているお友達と一緒にお仕事帰りに行ってきました。
Rちゃん、付き合ってくれてありがとう!

パリで肉鍋と言えば、
Le Lac de l'Ouest
7 rue Volta 75003
3区のArts et Métiersの中華街にあります。
パリによくある小さくてこじんまりとしたレストランです。

ずっと夢見ていた肉鍋!
とっても美味しかったです!!!
なんか、こう、「これを食べたら風邪引かないぞ!」って思わせてくれる味でした。
お鍋の中に細切りにした牛肉と、白菜とお豆腐が入っています。
スープは唐辛子がなかなか効いています。
私は辛いのは好きなのですが、Moyenを頼んでもちょっと辛く感じました。
次からはPas piquantにしてもらうか、Moyenを頼んでちょっと冷まして食べようと思いました。
(はい、肉鍋が運ばれてきてすぐにがっつきました 笑)

肉鍋と一緒に、これもまた食べたかった海老の一品料理も頼みました。
この料理もメニューに、肉鍋の隣で写真付きで大きく載っています。
このお料理は、炒めたぷりっぷりの海老に醤油とお酢の利いたタレが絡めてあって、これまた美味!
海老好きの人にぜひおすすめしたい一品です。

お仕事帰りにお友達と美味しいご飯を食べて、おしゃべりして大笑いするのってなんて幸せなんでしょう!

お仕事がんばろう!と元気をもらえた夜でした。

結局その夜は食べ過ぎて、家に帰ってベッドでヒーヒー行ってて夫に笑われましたが、翌日になると「なんか、また肉鍋食べに行きたい!うん、行きたいぞ!」って思ってしまいました 笑
うん、また早く食べに行きたいな 笑

2016年9月26日月曜日

フランスの社会人2年目が考える、大事なフランス語力

気がつけば、フランスで社会人2年目になっていました。
就職難のフランスの外国人社会人としてやっていく上で必要なフランス語力について、色々と思うところがあるのでちょっと綴ってみたいと思います。

フランス語はB2レベルは最低条件
フランスで働く以上、フランス語は必要不可欠です。
オフィスに電話をかけてくる人はフランス人ですし、オフィスを訪れる人ももちろんフランス人です。
日常生活のフランス語は臆することなく、自然とフランス語が口から出てくるくらいのレベルが必要です。

ビジネスフランス語が使えることも最低条件
いくら学生の時にみっちりフランス語を勉強していても、そして留学していても、どんなに日常生活のフランス語に問題がなくても、ビジネスフランス語が話せないと厳しいと思います。
ビジネスフランス語で大事なのは、ビジネスメールの書き方、電話対応だと私は思います。
(会議での意見交換など、対人のフランス語は、大学のフランス語のプレゼンの応用で対応できます。というか、私はそれで対応しています)
電話の対応は、1回ググって再確認すれば良し。

やっかいなのは、ビジネスメールの書き方。
話し言葉と書き言葉の文体が異なるフランス語で、ビジネスメールはその最たる例のひとつです。
独特のメールの言い回しは、周りの同僚に教えてもらうまでもなく自分で書けるようになっていないと、業務は厳しいと思います。
新任の日本人にフランス語を教えてくれるほど、 フランス社会はゆとりはありません。

実は、フランス語のビジネスメールの書き方は、新社会人のフランス人もはじめは苦労するんだそうです。
では、どうしているのか?
だいたいのフランス人は、スタージュをしている時に修得します。
スタージュが終わった時に無事にその会社に雇ってもらえたその時は、既にビジネスフランス語はマスターしているのです。

フランス文学や論文は大学でみっちり勉強したり読んでいたのですが、フランスで働き始めた頃はビジネスメールに苦戦していました。
そんな時、ひたすら実践していたのは、フランス人から送られてくるビジネスメールで
「これは使えるぞ!」
というフレーズをメモしておくこと。
このメモが結構役に立って、社会人1年目は、1ヶ月ほどでビジネスメールには苦労しなくなりました。


日本語が母語の人が仕事を見つけるのは、フランスではなかなか難しいです。
日本語を話せる人を探している会社があっても、結局採用するのは日本語が上手なフランス人です。
就職難のフランスで、わざわざビザの手続きなどのリスクを会社が負ってまで、日本人を雇ってくれるところは限られてきます。
だからこそ、
「私はフランス人と難なくフランス語でビジネスができます」
というアピールが大事です。

そして、加えて英語も流暢だと更に良し!

お仕事のレベルアップを目指しつつ、いつも語学力を磨かないといけない、外国人社会人。
大変なことが多いですが、これも自分が選んだ道。
日々、勉強の毎日です。

2016年9月25日日曜日

それでも時々、片っ端からフランス語を復習したくなる

目標は、フランス語上手だねって言われなくなることです。
デーブ・スペクターさんみたいになって、twitterでダジャレをフランス語でかましてみたいです。

と、半分冗談の半分本気なようなことを毎日考えています。
下手すると10分に1回くらいは、そう考えているかもしれません。

フランスに住んでいるので、仕事でもフランス語、買い物でもフランス語、親戚の集いでもフランス語。
フランス語に囲まれて過ごしているおかげか、フランス語には不自由を感じませんが(本当にありがとうございます、大学の仏文科の先生方)
それでももちろん「自分のフランス語はダメだ」という想いにかられています。

フランス語の習い始めのスタート地点から、目指すフランス語レベルのゴールまで、道々、色んなことを勉強してきたけれど取り残してきたことがあるような。
そんな気がします。
この悩みはきっと一生続くんだろうなと思います。
非ネイティブの運命です。

勉強し残してきたこと、完璧に自分のものには出来ていないこと、そういうことを1つ1つ拾っていったら、どんだけ上達することか!
と思っていても、分かっているんです。
えぇ、ちゃんと分かっているんです。そんなに語学は簡単じゃないってこと。

それでも、大学生の時のフランス語の文法の教科書(京都大学フランス語教室編のManuel pratique de langue françaiseでした)を、1ページ目から隈無く読み直してみたり、Le Mondeの記事で分からない単語をしらみつぶしに調べてみたり、要は、効果があるかどうかは別として自分の欲を満たすためにやってるだけなんですが。

分からない単語1つに出会うだけで、自分がétrangèreと再認識されるような気がするのです。
フランスに生活していれば、やはり自分は外国人なんだなと生き辛さを感じるもの。
その生き辛さを感じる原因No.1がやはり言語です。

数年前のBACの哲学の問題じゃないけれど、言語はただの道具であるか?という問いにはOuiとNonの答えを用意したいです。

Oui…言語はただのコミュニケーション道具。言語がないと人間のコミュニケーションは充分に取れない。
Non…道具というよりも、ウチとソトを分別する判断基準。同じ言語を操れなければ、完全にウチにはなれない。 その判断をするのに言語が必要。

なんでフランス語をやってるんだろうと弱音を吐きたくなる時もありますが、そんな時は恩師の言葉を思い出すようにしています。
La vie, c'est une étude.

2016年9月23日金曜日

フランス夫婦の現状

フランスの夫婦は、だいたい共働きです。

理由はいくつかあるのですが、まずは、フランスの給料設定

新卒のお給料は、出身大学によって違います。
だいたいは、月給は手取りで1500〜2200ユーロほどからスタートです。
(手取りなのですが、これとは別途にまた税金を払わないといけないので、後で目減りします)

この後、cadre (出世するコース)とnon-cadre (入ったポストでずっと頑張るコース)によってお給料が増えていきます。

それでも1人が稼ぐ金額は、日本よりも少なめなフランス。
そのため、結婚後も2人がバリバリ働くのが普通です。

次に、女性の人生観

フランスの異性同士で結婚したカップルを想定してお話しますと、
「結婚したから家庭に入る」という考えはあまりありません。

「女だから、ほにゃらら…」という風潮があまりないので、
「えっ、結婚しても働くよ?」という感じです。
大変結構なことです。

男性も「君には、家をこと任せるよ」ということを期待していません。
「一緒に働いたら、収入も2倍になるからいいね!(てか、収入2倍じゃないと将来大きい家やアパートに引っ越せないから、働いてね!)」 というのが本音です。

フランスでは、「あら〜あなた専業主婦なのね。毎日つまらなくないの?」と心配されたりします。
(それはそれで、余計なお世話な気がします。好きで専業主婦なら、良いじゃないか!)

子供が生まれる時は、産休+育休を取ります。
育児休暇は人によるのですが、出産前のポストは100%保証されているので、職場に復帰する人がほとんどです。
男性も育休を取れるので、夫婦で無理なく産後の職場復帰を計画できるのが良いところ。

特に、フランスの産休+育休は充実しています。
女性が働きやすい環境が整っているのは素晴らしいことです。

そんなフランスの夫婦の現状、共働きが当たり前なので、家事も半分こです。
だから、旦那さんが家事を手伝ってくれて偉いわけでもないし、奥さんが料理上手で旦那さん良かったね!ということもありません。
みんな働いて、みんな家事をするのです。

私たち夫婦も、御多分に漏れず、共働き。
9時5時は働いて、あとは夫婦のプライベートな時間です。
なかなか良いです。


2016年9月22日木曜日

フランスの秋はGジャンで過ごす

めっきり涼しくなってきたので、パリの人の服装もだいぶ変わってきました。
そんな中でよく目にするのがGジャン。

おしゃれな女性が良く着ているアイテムです。
良くあるパリジェンヌのスタイルと言えば、
黒のスキニージーンズにプルオーバー、上からGジャンを羽織って、ストールを巻く。
そして、足下はアディダスのStan Smith。(ナイキのAir Maxも人気)
これで、今時のパリジェンヌ・コーディネートの出来上がりです。

ちょっとオーバーサイズで厚手のGジャンをゆるっと羽織るのが定番です。
袖口をまくるのも忘れずに。

気温が20度前後の今には、Gジャンはぴったりのアイテム。
中に着る服をセーターに変えて、ストールをマフラーに変えれば、11月までは乗り切れます。
その後、ちょっと温かくなった頃、だいたい4月くらいから、真夏が来る前の6月までは、またGジャンの季節です。
要は、すっごく暑い時と、すっごく寒い時以外は、Gジャンの季節だと言うこと!

Gジャンは、ジーンズだけでなく、ミニスカートと合わせても可愛いです。
以前、メトロで、Gジャンに小花柄のミニスカートの合わせて、芥子色のタイツを履いていた女性がいて、とってもおしゃれでした!



Gジャンは1度買ったら長く使えるアイテム。
そういう「一生モノ」のアイテムは、フランスの人は結構好きなんです。
私も、平日は着られないGジャンを着て、週末を過ごすのがささやかな楽しみです。

2016年9月21日水曜日

1日の始まりはフランスパンから

我が家の朝ご飯は、もろフランス風です。
つまり、トラディシオンのタルティーヌとオレンジジュースと温かい飲み物です。

朝、パン屋さんに買いに行けば良いのですが、
朝は朝で出勤前の準備があるので忙しいんです。(そして眠いんです 笑)

なので、考えだした方法は、前の夜にパンを買っておく!

日本で言うところのフランスパンには2種類あって、バゲットとトラディシオンがあります。

バゲットはトラディシオンよりも20サンチームほど安くて、味の質も若干落ちます。
バケットの食感、機内食のフランスパンのそれに似ています。

トラディシオンは、大きさがばらばらの気泡があるのが特徴で、小麦の美味しさがたっぷり詰まっています。

バゲットもトラディシオンも数時間経つと固くなり始めるので、
やっぱり焼きたてを買うのが1番美味しいです。

同じパン屋さんに何回も行っていると、だいたいパンの焼き上がり時間が分かるので、
それに合わせて買いに行くようにしてます。

それでも、前の夜に買ったパンは、翌朝には固くなってしまいます。
そこで、我が家では、買ったパンは綺麗な布巾につつんでいます。
そうすると、次の朝でも柔らかいままで朝ご飯に食べることができます。

それでも余ったパンは、ナイフでも歯が(刃が)立たないほど、固くなってしまうので、
その時は必殺技でパンを柔らかくします。

電子レンジをお持ちの人は、パンに少し水をかけて、1分ほど温めます。
我が家には電子レンジがないので、フライパンにパンを入れて水をかけて温めています。
そうするとホカホカのトラディシオンが食べられます!

以前は、余ったパンでpain perdu(フレンチトースト)を作っていたのですが、
残念ながら、朝にはそんな時間は無いのです!
なので、余ったパンは全てフライパンで温められて、朝ご飯としてありがたくいただいてます。


2016年9月20日火曜日

いつ行っても美味しいおすすめのレストラン

パリに住んで3年が経ちますが、残念ながらあまりおしゃれなレストランを知らないのです。
実は、全力でおすすめできるおしゃれなレストランは1軒しか知りません。

パリで学生をしていた時は、安くでお腹がいっぱいなって、友達大勢でわいわいしても大丈夫なお店を開拓していました。
楽しかった思い出です。

社会人になってからは、カップルで連れ立ったり静かなディナーの席が増えました。
「社会人になったからには、自分たちでも良いレストランを発掘しなければ!」と思った夫と私、
実は割と近くに美味しいレストランがありました。

今では、何かお祝い事があると、必ずこのレストランに行くというくらい気に入っています。

ここは、フレンチのビストロ・レストランで、お手頃な価格で美味しい凝ったお料理が食べられます。
サイドディッシュにインゲンとじゃがいもがででーんという感じではありません。
料理のプレゼンテーションもとても凝っています。
ランチは、前菜・主菜・デザートで24ユーロ程、
ディナーは、前菜・主菜・デザートで38ユーロ程です。

かれこれ2年ほど通っていますが、いつ行っても本当に美味しいです!
いつもお客さんで賑わっています。

La Bulle
48 Rue Louis Blanc, 75010 Paris

やはり、近所にお気に入りのレストランがあると、人生豊かになるんだなぁと思います。
そして、パリでもやっていけそうという自信につながります。

2016年9月19日月曜日

茄子の肉味噌

今晩の献立がヒットだったので、忘れないうちに書いておきます。
ここに書いておいたら、いつか献立に困った時に戻ってこられるので 笑

・タラに茄子の肉味噌を添えて (欧米航空会社の日本語メニューみたい)
・さやいんげん
・お米

我が家では、夕ご飯は少なめ(野菜は多め)です。
夕ご飯は、寝てる間に空腹で起きない程度に食べれば良しというスタンスです。
お肉をガッツリ食べることはないのですが、日本食を作る時は少しお魚を食べたりします。
その代わり、お昼ご飯はたっぷり食べます。

今回は、Picardで天然のタラを買って来て、ニンニク醤油で軽く焼きました。
パリでは、なんだか怖くて、まだ鮮魚を買ったことはありません。
いつもPicardで買っています。Picardは便利!

茄子の肉味噌は、3日ほど前に作り置きして、冷蔵庫に入れておいてあるものを使いました。
茄子をさいの目に切って、ちょっとのニンニク醤油で炒めて、味噌と砂糖と味醂を入れます。
最後にひき肉をちょっと入れたら(ひき肉はなくても大丈夫)、良くかき混ぜて、
肉味噌のテクスチャーになるまで混ぜたら完成です。

この茄子の肉味噌が、夫に大ヒット!
美味しいと言ってくれる人のために料理を作るのは、嬉しいです。

この茄子の肉味噌を焼いたタラの横に添えて、一緒に食べたらとても美味しかったです!

タラと茄子の肉味噌の味が濃かったので、いんげんは薄味にしました。
ちょっとのお塩で軽く茹でただけですが、いんげん自体の甘みが美味しかったです。

Picardで買ったタラは8個の切り身が入っているので、
残りはどんな料理にしようか今から考えています。

2016年9月18日日曜日

パリの通勤に最適な靴

お仕事には、メトロを使っています。
パリにも、東京ほどではありませんが、通勤ラッシュがあって混雑する時はなかなか混雑しています。

そんなラッシュの時も、オフィスシーンでも最適な靴はなんだろうと考えてみました。

【メトロ編】
パリのメトロでは、列に並ばない人や、右側通行を守らない人が多くて、
とても臨機応援に対応しなければいけません 笑
メトロに乗っている女性を見ると、みなさんフラットシューズかローヒールの靴を履いています。
確かにハイヒールではパリのメトロは生き残れません!

【オフィス編】
オフィスで大事なのは、快適でありながら清潔な印象を与える靴を履いていること。
そして、どんな服装にも合うオールマイティなデザインの靴であること。

【街歩き編】
パリの歩道は石畳なので、ヒールには向きません。
パリで高級ブランドのハイヒールを履いている方は、あまり歩く必要がない方です。
こういう方は、移動にはメトロではなくタクシーを使われるのです。
ただしお仕事では、あっちに行ったり、こっちに行ったり、結構歩いたりするものです。
なので歩きやすく快適で丈夫な靴が理想的だと思います。

結果、私が考えたパリの通勤に最適な靴はこんな感じです。
【春・夏】
ローヒール(チャンキーヒールだと尚良し)の黒のパンプス。
あるいは、オックスフォード靴。

【秋・冬】
歩きやすいフラットの黒のショートブーツ。

これに加えて、
どうしてもハイヒールが必要な会に備えて、黒ハイヒールを常備してます。

2016年9月17日土曜日

湯シャンのす ゝめ

フランス人は総じてあまり髪を洗いません。

というのも、「水道水が硬水で、頭皮や髪を傷めるから」というのが専らの理由です。

最近では、シャンプーに入っている化学物質が良くないと言う説も有力で、その観点からも、毎日シャンプーする人は少ないように思います。

フランスに来たばかりの頃は、どうしても日本にいた時のように毎日髪を洗いたかったのですが、最近では私も毎日はシャンプーを使わないようになりました。

だいたい2日に1回シャンプーをする頻度です。

シャンプーをしない日は、湯シャンをしています。

毎日メトロに乗ったり、人ごみの中を歩いたりするので、さすがに洗わないのは、私的にはNGなのです。

最初こそ、シャンプーで髪を洗わないと、次の日は地肌がなんだかベタベタしていましたが、「2日に1回シャンプー」を初めて1ヶ月後くらい経つと、地肌もベタベタしなくなりました。

髪が根元から立ち上がってボリュミー!というわけにはいきませんが、それでもいい感じにまとまりが出るので、2日目はスタイリングが楽です。

フランス人の女性の友達でも、冬になると、髪を洗うのは1週間に2回くらいというタイプが結構多いです。
でも良いんです。

「2日に1回シャンプー」生活を始めて、初めて分かりましたが、シャンプーで洗ってない日の髪のまとまり具合が、フランス女性のおしゃれ無造作ヘアには欠かせないのです。

シャンプーで意図的に油分が流された頭皮や毛髪で、無造作ヘアに挑戦したら、あっちゃこっちゃから髪がピューピュー飛び出て大変。

学生時代の女友達は、「シャンプーで洗うのは週に1回。その他はずっとドライシャンプーを使っているわ」と言っていました。

その子の髪の毛は、いつもとっても綺麗で艶やかな栗毛色でした。

ドライシャンプーは、いつか私もチャレンジしてみたいと思います。

「黒髪では、シャンプーの白い粉が浮いて目立たないかしら」と、ちょっと心配になりますが…

2016年9月16日金曜日

もう2016年の夏は終わった

昨日から、パリはすっかり涼しくなりました。
それまでは33度(これ、パリでは猛暑です)だったのに、
いきなり20度くらいまで下がったので、みんな大わらわです。

これで、2016年の夏は終わり、秋があっと言う間に終わり、長い長い冬に入るのです。

メトロの通勤ラッシュでも、みんなその話をしているので、
そっと耳を傾けては「うんうん、そうだよね。もう夏は終わってしまったのだよね」と
ひっそり感慨に耽っています。

お洒落な人は、もうトレンチコートを着ていました!
しかも、本人は誰よりも早くトレンチコートを着ているのでちょっと得意気です。
そういう洒落っ気、好きです!

他にも早速ボルドー色の口紅をつけている人や、
秋を意識したコーディネートをしている女性から昨日からとっても増えていて、
そんな方を見ているだけで、季節の移り変わりを感じることができます。

今年は、残暑が本当に長くて、
「奥様、今年の残暑は辛いざんしょ」
という感じでした。(これが言いたかっただけ)

パリの夏は、カラッとしていて過ごしやすい!というのが定番だったのに、
今年の蒸暑かったこと!
通勤ラッシュ時のメトロなんか乗ってごらんなさい。
ベタベタして大変です。ここは日本ですか!と思うほどです。

それが昨日からいきなり涼しくなって、
私も急いで秋物のスカーフやらを引っ張りだしています。
秋になると、通勤コーディネートも考えやすいので、私は大歓迎です。
でもその後の長い冬がちょっと辛いなぁとも思うのですが…

2016年9月15日木曜日

ウェディングドレスを決めた時のお話

市役所の予約や披露宴の手配、招待状などの準備を進めているうちに、
すっかりウェディングドレスのことを忘れていました。
こんな花嫁って前代未聞!
とウェディングドレス屋さんのおばちゃんにブーブー言われました。

今日は、そんなウェディングドレス決めのお話です。

結婚式の場所がパリではないので、パリのドレス屋さんではなく、
結婚式の場所の近くにあるドレス屋さんにしました。

ドレス屋さんについて、インターネットで調べていて気づいたのは、
フランスではウェディングドレスは借りないで買う!ということです。

レンタル・ドレス屋さんはいくつかあるのですが、圧倒的に少ないです。
レンタル料も買う時とあまり変わりません。

インターネットで調べていくつか目星をつけて、実際に訪問してみました。

その後、ちょっと世話好きのおばちゃん達がやってるお店を見つけて、
予算的にもお手頃だったので、そこにすることにしました。

おばちゃんに
「出来るだけシンプルでゴタゴタしてなくて、すらっとしてるドレスが良いです」
 と希望を言ったら、
「任しときっ!」といった感じで、どストライクのドレスを出してくれました。
 その後、ベールも選びました。

その後、採寸をして、サイズ直しに1ヶ月程かかると言われました。

こうしてドレスも無事に選んだので、なんだかほっとした気分になりました。

ドレス屋さんで良く言われた言葉は
le jour J 
英語のD-dayをそのまんまフランス語にした感じです。
この言葉は、この先も結婚式の準備で方々で良く聞きました。


2016年9月14日水曜日

近所のお肉屋さん

フランスでは、お肉はお肉屋さんで買うことが多いです。
その方がスーパーより安くて、お肉の質も良いです。

フランスに来た頃は、なんだか気後れしてスーパーでお肉を買っていましたが、
最近はお肉屋さんで買えるようになりました 笑
(それだけでフランスの生活に馴染めた気分になれます)

お肉屋さんでは、下処理もしてくださるのでありがたいです。
émincer (薄切りにする)
couper en dés (こま切りにする)
hacher (ひき肉にする)
このあたりのボキャブラリーで下処理もお願いできます。

日本では見かけないお肉の部位がたくさん売っているフランスのお肉屋さんですが、
日本でお馴染みの豚バラ肉はありません。
薄切りにしてくださいと頼んでも1センチの厚さが限界です。

なので、アジア系のスーパーで豚バラ肉をお願いするか、
家庭用のお肉のスライサーを買って、自宅でスライスするかの二択です。
私は、まだパリで豚バラ肉を調理したことは残念ながらありません。

また、一般のお肉屋さんでも豚のひき肉はやってないところが多いです。
合い挽き肉のハンバーグを作るにも一苦労です。
近所のお肉屋さんでは、鶏肉のひき肉はやっていますが、500g以上の注文からです。

私の近所のお肉屋さんの店員さんは、ちょっと怖そうな職人気質の男性たち。

以前は、すっごく気さくなムッシューがお1人いて、とても仲良しになったのですが、
引っ越されてしまいました。
(ちなみに、その仲良くなったきっかけというのが、
 まさのMONOPRIXでムッシューがベーコンを買っているところに、
 ばったり会ってしまったからです 笑
 後で2人で大笑いしてしまいました)

今、お店に残っていらっしゃる職人気質の店員さんも、結構おちゃめです。
この前は、豚肉の塊(ラードで包んであって、紐でグルグル巻かれている塊)を買って、
「あの〜、その塊の紐を外してもらえますか?」
「はい」
「それで、ラードも外してもらえますか?」
「はい」
「それで、最後に悪いんですけど、薄切りにしてもらえますか?(但し1センチまで 笑)」
「はい」
その後、にやっと笑って
「それで、最後はお家まで伺って調理したらよろしいんでしょうか?」
とのたまわれました 笑

要は、私が色々と注文をつけすぎているので、からかわれたという訳です。
フランスのこういうフランクなところ、結構好きです。

2016年9月13日火曜日

フランス女性のオフィスコーディネート

バカンスが終わって、仕事モードになって早3週目。
会社に着ていく洋服で悩んでいます。

社会人になるまでは、ジーンズにTシャツがデフォルトでした。
否、正確に言えばジーンズにボーダーシャツがデフォルトでした。
(今年の夏はブルターニュに行きましたが、その時は「これでもか!」というほどボーダーシャツを着倒して、大変嬉しゅうございました)

さすがにジーンズにTシャツでは通勤できないので、毎日、何を着ようか考えています。

そこで、コーディネートの参考に地下鉄などでフランス女性のスタイルを勉強させてもらいました。

職種によって、もちろん差はあるのですが、日本の女性よりだいぶラフな感じです。
スーツで通勤している人はあまり見たことがありません。

特に夏はラフです。
コットンのノースリーブワンピースを着ている人を良くみかけます。(涼しいですもんね)
ぺったんこのサンダルも大好きです。(ヒールを履いている人は少数派)

日本のようなオフィスカジュアルはあまり存在していなくて、
みんながそれぞれ着たい服を着ている感じです。
ただし、みんな綺麗めなファッションです。
綺麗めというか、「あ、この人の今日のファッションのポイントはここなんだな」と
着ている人のコーディネートのこだわりが分かる服装です。

要は、
「私は、今日の仕事のために、服装もちゃんと考えてきました」
と伝われば良いということです。
つまりは、適当な服を選んで着て来ちゃダメということ。(これは自分への戒めです 笑)

フランス女性で良く見かけるコーディネートは、ビジューと服の色を合わせること。
カットソーに赤の色が入っていたら、赤のネックレスをしていたり、赤の靴を履いていたりします。
統一感があって素敵です。
ビジューを替えるだけで、同じ服で様々なコーディネートができるので、
ビジューは便利アイテムです。

他に見かけるコーディネートは、白・黒コーデ。
黒パンツに白ブラウスといったシンプルなコーディネートで、差し色で遊びます。
口紅を派手な色にしてみたり、スカーフを巻いてみたり…
とってもお洒落に見えます。
 
また、フランスの女性は、あまりお化粧をしません。
丁寧に下地を塗って、ファンデーションをして、チークとハイライトとシェードを入れて…
という肌作りの過程はあまりしない模様。
あるいは、とても優秀な化粧品を使っていて、厚化粧だと私が分からなかったのかもしれません 笑

みなさん、マスカラとアイラインと口紅で終わりという感じです。
ただ、眉毛の形を綺麗に整えている人は多いです。
形を綺麗に整えて、その後はアイブローペンシルで軽く調整しているようです。

オフィスでの時間を自分も周りも快適に過ごせるようなコーディネートを、
考えるのも社会人の大事な仕事だと思います。


2016年9月12日月曜日

昼寝のすゝめ

フランスに来て良くするようになったのが、昼寝です。

日本では、小学校低学年くらいまで、お昼寝をしていました。
うちは、「お昼寝をしないと遊びに行っちゃダメ」な家でした。

フランスに来てみると、子供だけでなく大人も昼寝をします。
それも、割とどこでも昼寝をしています。

公園のベンチや芝生の上、はたまたセーヌ川沿いで、誰かが寝そべっていたりしていても
誰も驚きません。

みんな休憩時間を使って昼寝をしているようです。

私の夫も昼寝が大好き。
平日は、仕事から帰ってくると20分ほど昼寝をしています。
週末は、お昼ご飯を食べたら昼寝しています。

この20分というのがミソのようで、あんまり長く昼寝をすると逆に眠くなっちゃうのだとか。
すっきり目覚めるには20分というのが良いそうです。

私も夫に薦められて、週末は昼寝をしています。
昼寝生活をしてみて思ったのは、

昼寝は一種のメディテーション
20分ほどの昼寝だとまだ意識があって、「半分寝てるけど半分起きてる」 状態です。
これは、ヨガなどのメディテーションと似ている感覚です。
なので、昼寝が終わった後は頭がすっきりします。

20分じゃ寝足りない
20分の昼寝はあくまでも頭をすっきりさせるためなので、
「しっかり寝て身体を休める」のには20分は足りないと思います。
私はロングスリーパーなので、しっかり寝て身体を休めるには、最低でも90分の昼寝が欲しいです。欲張り過ぎ!?

寝られなくても、とりあえず目を閉じてみる
寝られないな〜と思っても、目を閉じてみるのが大事だと思います。
「目を閉じると、仕事のことを考えてしまう!」という方は (私もそのタイプ)、
楽しいことを考えましょう。
私はたいてい、お寿司や海鮮丼のことを考えています。
そうするといつの間にか寝ています。

昼寝が大好きなフランスですが、間違っても電車内では寝ないようにしましょう。
スキがあると思われて、気がついたら荷物が無い!なんてことになりかねません。

2016年9月11日日曜日

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

この前、
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
という映画を見ました。

主人公のアラン・チューニングを演じるベネディクト・カンバーバッチの演技が素晴らしかったです。
彼の演技は、天才の苦悩を巧妙に表現していて、映画に更なる説得力を加えていました。
ジャンルが全く異なりますが、「ビッグ・バン・セオリー」のシェルダンに通じるところがありました。
(シェルダン演じるジム・パーソンの演技もこれまた素晴らしいです。一見の価値があります)

お話自体もとても興味深かったです。
第二次世界大戦中のナチス・ドイツが用いていた暗号器・エニグマの解読について、
恥ずかしながら、この映画で知りました。
アラン・チューニングや、エニグマ解読についての本は、色々出ているようなので、
今度読んでみたいと思います。

もうひとつ素晴らしかったのは、キーラ・ナイトレイの演技。
彼女は美しく、とても印象的な顔立ちをしているのに、映画毎にまるで別人のように変わります。
それもメイクで外見が変わるという、そういう次元ではなく、
彼女がまとっている空気が全く違うと思うのです。
ベネディクト・カンバーバッチとキーラ・ナイトレイ、彼らの演技がこの映画で光っています!

2016年9月10日土曜日

招待状 こぼれ話

結婚式の招待状を作った時のお話。

2人とも結婚式の招待状の文面を今まで考えたことがなかったので、
文章にはちょっと苦戦しました。
フランス語担当は夫、日本語担当は私です。

文章にしてみると、フランス語は割とシンプルで、日本語だとちょっと長かったです。
(日本の結婚式は様々なお作法があるので、それに影響されてのことだと思います)

日本語の文章は、
「拝啓」から始まり、
「○○の候、皆様には益々ご清祥の事とお慶び申し上げます」と季節のご挨拶を入れ、
「結婚することと相成りました」と結婚のご報告をし、
「つきましては、ささやかな小宴を開きたいと思いますので、ご出席承りたく…」とご招待のご連絡をし、
「敬具」で締めました。

フランス語の文章は、
Yumi et [夫の名前],
sont heureux de vous annoncer leur mariage.
Ils désirent fêter l'événement et vous convient à la cérémonie
qui sera donnée le [日付] à la mairie de [市役所の名前] à [結婚式の時間].

これだけです。
フランス語っていうのは、非常にシンプルでうまくまとまってるなぁと思います。

良く使う表現は、
être heureux de vous annoncer que 〜
これは、ビジネスメールでも使います。
類似で、avoir l'honneur de vous annoncer que 〜も使います。
何か嬉しいことをお伝えする時に使います。(と、なんとまあgénéralな説明)

convier
inviterよりも格式高いイメージの言葉です。
vernissageやプレスパーティなどの招待状でもinviterではなくconvierを使っている場合が圧倒的です。

あとは、
la cérémonie qui sera donnéeの代わりに、
se déroulera
aura lieuも使います。

2016年9月9日金曜日

Lettre de motivationのフランス語

フランスの就活で大事ななのは、履歴書とLettre de motivationです。
(履歴書で使う大事なフランス語はこちらです)

フランスの履歴書は「シンプルに見やすく分かりやすく」が大事です。
詳しくアピールしたいことは、Lettre de motivation (志望動機書)に書きます。

履歴書は、形式に慣れれば外国人でも書けますが、
Lettre de motivationは、ネイティブと外国人の差が明確に現れると言っても過言ではないと思います。
日頃からフランス語の新聞を良く読んで、フランス語の文章に慣れておくことがとても大事です。

これは使える!と私が思ったフランス語はこちらです。

je vous adresse ma candidature pour un poste de 〜
Lettre de motivationの最初に使う文章です。
adresserはビジネスシーンでも良く使う動詞です。

acquérir une expérience
「経験を得た」という文章はlettre de motiationに頻出です。

réaliser / effectuer un stage
スタージュの経験についてもぜひ触れましょう。
特にjeune diploméの人は職歴があまり無いので、
スタージュについて書かないとLettre de motivationが埋まらないのです。

Dans l'espoir de vous rencontrer prochainement, je vous prie d'agréer, Madame, Monsieur, l'expression de mes salutations distinguées.
最後に必ず書く文章です。「この文章はこのまま、まるごと覚えましょう」とフランス語の先生に言われた記憶があります。

フランスでRH (人事部) の仕事を以前した時に、たくさんの履歴書とLettre de movivationを読まさせていただく機会がありました。
これは外国人の自分にも言えることなのですが、やはり文章でその人のフランス語力は分かってしまうのです。

その場その場で適切なフランス語の文章を書ける能力
(=仕事で適切なフランス語を使える能力)は、Lettre de motivationで判断されています。